マクラーレンのランド・ノリスは、F1開幕戦バーレーンGPを6位でフィニッシュ。表彰台争いには加われなかったが、今後に向けて“良い兆候”と思えるレースになったと彼は語った。
ノリスはバーレーンGPを7番グリッドからスタートすると、レース中はメルセデスのルイス・ハミルトンやジョージ・ラッセルとのバトルを経て、6位でフィニッシュ。チームメイトのオスカー・ピアストリは8位となり、マクラーレンはダブル入賞を手にした。
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マクラーレンは表彰台争いには届かなかったものの、ちょうど12ヵ月前のバーレーンGPではMCL60にトラブルが頻発したことでレースを戦うどころではなく、ピットインを繰り返して最後尾でフィニッシュしていた。それを考えれば遥かに改善しているとも言える。そして2024年開幕戦の結果は、マクラーレン側にとっては予想の範疇だったようだ。
バーレーンGPでは、マクラーレンの今季マシンMCL38も、昨年型MCL60と同じように低速域が弱点になっていることが明確になった。しかしノリスは、近年マクラーレンが苦戦してきたコースで善戦できたことは、今後に向けた良い兆候だとポジティブに捉えられている様子だ。
「昨年とあまり変わらない」とノリスは言う。
「取り組めなかったことや、週末ごとに浮き沈みさせるようなことがあるんだ」
「今日はそれによって苦戦させられたと思うし、風の変化もあった。いくつかのコーナーでは2日目と比べてショッキングなほど悪化していたんだ」
「もっとコンスタントに挑戦していきたいと思うなら、僕らにはまだ改善していかなくちゃいけない領域が数多くあるというのは明らかだと思う」
「だけどこれまで僕らが苦戦してきたトラックだという事を考慮すると、メルセデス勢に近づけたというのは、今後向かうことになるコースで前に出られるかもしれないという、良い兆候になると思うんだ。チームいい仕事をしてくれているし、スタート時のポジションとしては良い。自信はあるよ」
なおバーレーンGP決勝では、ノリスは5位フィニッシュとなったラッセルの真後ろに接近したが、乱流の中で彼に挑むことは難しかったと振り返った。
「メルセデスには接近していたんだけど、彼らに対して大きなアドバンテージはなかったと思う」
「ペースは似たようなものだった。(後方で)ダーティエアの中に入ってしまうと、追い抜くチャンスやDRS圏内に入るだけのアドバンテージを得ることはできなかった」
「ジョージの前に出られた可能性はあったかもしれないけど、そこまでだ。僕らは予想していた位置にいたと思うけど、これはシーズンを始めるにあたっては良いスタートだったと思う。だからハッピーだ」
次戦は高速域が特徴的なコースで行なわれるサウジアラビアGPだ。MCL38との相性はより良さそうかと聞かれたノリスは、次のように語った。
「正直、分からない。もう少し中高速サーキットのほうが、通常なら僕らには合っているけどね」
「でもエイペックスでフロントのグリップが欲しいコースだし、僕らには苦戦するところもあるだろう」
「平均速度は(バーレーンより)速いコースだから、もう少し僕らに適しているはずだ。楽しみにしているよ」
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