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2023秋商戦 今買うなら狙うべき、価値あるクルマはこれ!【ホンダ・ヴェゼル】

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2023秋商戦 今買うなら狙うべき、価値あるクルマはこれ!【ホンダ・ヴェゼル】



来たる秋商戦で注目してみたい「性能」と「コスパ」に優れるモデルをピックアップ。ここで取り上げるホンダ・ヴェゼルは、ベストセラーにふさわしい完成度を持つことが強み。コンパクトSUVを検討しているユーザーにとって、クルマ選びの選択肢から外すことができない1台だ。

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●まとめ:月刊自家用車編集部

【購入テクニック&グレード選び】最もバランスが良いのはハイブリッドの「e:HEV X」。パワートレーンにこだわりがなければガソリンの「G」もアリ

―― グレード車両価格(FF/4WD)G239万9100円/261万9100円e:HEV X277万8600円/299万8600円e:HEV Z300万1900円/322万1900円e:HEV PLaY341万8800円/−

ホンダ・ヴェゼル
価格:239万9100~341万8800円


納期の目安:6~8か月
車両本体目標値引き額:23万円
リセール予想:B


2021年春に登場してから2年経過した今でも堅調な人気を集めているヴェゼル。最近はガソリン車の納期も遅れ気味で、ディーラーとの商談では「ガソリン車でもe:HEV(ハイブリッド)車でも、納車まで半年以上かかります」というのがお約束になっている。

競合相手としては、トヨタのカローラクロスとヤリスクロスが鉄板。商談の際はまずこの2台との競合を進めて、最後に経営の異なるホンダ販売店でヴェゼル同士を競わせる同士競合に持っていくのがオススメだ。

グレード構成は、ガソリン車が1グレード(G)、e:HEV(ハイブリッド)車が3グレード(X、Z、PLaY)の合計4タイプを展開。7月末に価格改定が実施され、おおよそ10万円ほど価格が高くなってしまったのは残念だが、コンパクトSUVとしてのコスパの良さは健在だ。

ガソリン車の「G」を含めて、安全運転支援機能のホンダセンシングは全グレードに標準装着されるなど、どのグレードを選んだとしても実用機能は高水準。グレード間の差が出てくるのは、ハンズフリーアクセスパワーテールゲートやブラインドスポットインフォーメーションなどの利便機能とシート素材の設定などで、実用性の高さに魅力を感じてヴェゼルを選んだユーザーならば、一通りの装備が備わっている「e:HEV X」で十分。こなれた価格で実力SUVを手に入れることができるのは魅力的だ。

一つ上となる「e:HEV Z」は、内外装の加飾設定とタイヤ&アルミホイール(18インチ)のアップ、オートエアコンやヘッドライトが高機能タイプに変更されるが、車載ITのHonda CONNECTディスプレーがOP(22万円~)のままというのは、少し中途半端に思えてしまう。

ならば駆動方式はFFしか選べないが、最上級の「e:HEV PLaY」の方が性能と価格のバランスが良い。一部の利便装備が「e:HEV X」相当になるが、Honda CONNECTディスプレーやブラインドスポットインフォメーション、パノラマルーフが標準装着される。「e:HEV Z」との価格差は40万円強となるが、Honda CONNECTディスプレーのOP価格を考えれば、装備充実のヴェゼルを欲しいユーザーにとっては、こちらの方が魅力的だ。

ちなみにガソリン車の「G」の装備水準は、「e:HEV X」とほぼ同等。動力性能はe:HEV車には及ばないが、価格は40万円ほど安価に設定されている。価格も大事なコンパクトSUVだけに、ヴェゼルの優れた実用性を最優先というユーザーならば、「G」を選ぶのも悪くない選択だ。

【モデル概要】優れたキャビン機能を武器とする万能SUV

広々としたキャビンを売りとするコンパクトカーのフィットをベースに開発されたSUV。独自のセンタータンクレイアウトを採用したことで、見た目以上に広いキャビンスペースを確保されており、シートアレンジも多彩。特に後席は座面チップアップとダイブダウンの二通りの格納を使い分けることができる。コンパクトSUVの中では、ユーティリティ性能に優れるモデルだ

パワートレーンは1.5Lガソリン車と、シリーズ式ハイブリッドをベースに高速巡航用にエンジン直動機構(パラレル式)を備えたe:HEV車を用意。ともに4WD車の駆動システムは、機械式の電子制御型を採用している。

走りはタウンユースでの快適性を意識した味付けだが、高速長距離も無難にこなせる扱いやすさも光る。特にe:HEV車は電動駆動らしい力感に富んでおり、高速の余力感はひとつ上のクラスのモデルとも戦えるほど。

燃費に関しても、一般的なハイブリッド車は負荷が高まると燃費が落ち込む傾向が強まるのだが、ヴェゼルのe:HEV車は、高速走行時はモーターからエンジン駆動に切り替わるため、高速走行時の燃費の落ち込みも少なめだ。

SUVのキャラとしては、日常用途での便利さを意識した実用系モデルだが、レジャードライブも無難にこなせる器用さも併せ持つ。スタイリッシュなエクステリアとはうらはらに、その中身は全方位に活躍できる万能SUVでもある。

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みんなのコメント

29件
  • どう考えてもZがいちばん買い得だと思うが?
    かわったレポーターだね。
  • 高速走行時にエンジン駆動して燃費の悪化を抑える?パワーのない1,5Lエンジンで110km/h以上等に速度引き上げされた高速道路ではエンジンばかりが唸り関越道赤城の坂や中央道では全く頼りない。エンジン駆動を続けた場合、燃費もカタログにある数値の6割もいかない。エンジン駆動させないで発電させて移動出来る人向けです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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