MotoGPアラゴンGPが8月30日から開幕する。ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは今回のレースでは、マルク・マルケス(グレシーニ)が最大のライバルになるかもしれないと考えている。
アラゴンはバニャイヤにとって、2021年にMotoGP初優勝を成し遂げた思い出深いサーキットだ。特に2021年の初優勝はマルケスとのバトルを制しての勝利で、相手の得意コースで価値ある勝利だった。
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前戦オーストリアGPで通算25勝目を挙げて再びポイントリーダーとなったバニャイヤ。アラゴンGPでは“アラゴンの王”と彼が呼ぶマルケスを最大のライバルだと考えている。
「このサーキットのキングであるマルク・マルケスを、ここで常に速いわけではないドゥカティで破ったのは信じられないことだった。それが、僕の初優勝だった」
バニャイヤはそうDAZNに語った。
「今のところは、全てが完璧だ。僕はミスもかなりしてきたけど、最終的に25勝しているんだ」
「シルバーストンでの例(スプリントの転倒)のように、僕は結構ミスをしてきた。今シーズンはスプリントと決勝それぞれで、0ポイントを5回ほど(※実際は合計4回)やってしまっているんだ。だからこれ以上ミスをする余裕はない」
「上手くやって、ポテンシャルを理解しようとすることが重要になってくる。勝てそうなら狙っていくし、そうじゃないならできる限りの位置を狙っていくんだ」
「このコースでは、マルクが最大のライバルになる。彼は僕らの中で最もポテンシャルがあると思う。もちろん、ホルヘ・マルティン(プラマック)やエネア(バスティアニーニ/チームメイト)もそうだ。僕ら4人の戦いになってくるだろう」
なおアラゴンは今年春に路面が全面的に再舗装された。グリップの向上が予想されているが、バニャイヤは新路面のもと、ライバルたちと良い戦いがしたいと話した。
「このコースは他のサーキットのいい部分が混ざっている。ブレーキングポイントや流れるようなコーナーに高速コーナーがあるんだ」
「僕らには良いポテンシャルがあると思うし、素晴らしい戦いになるだろう。良い天気になって、新路面を楽しめるといいね。聞いたところだと午後以降のグリップは素晴らしくなるだろうということだったんだ。滑ってしまう要因になる場所もいくつかあるみたいだけどね」
「4人で良い戦いができれば素晴らしいね。このコースで違いを生み出すのは難しいけど、良い戦いができるのは素晴らしい。実際、2021年のようなバトルや、2022年のエネアとのバトルのようなものができれば、最高だろう」
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