メルセデスF1チーム代表トト・ウォルフは親会社ダイムラーが2020年末でチームをF1から撤退させる可能性があるという報道を否定、メルセデスは長期的にF1活動を継続していくと強く主張した。
メルセデスF1撤退のうわさは以前から持ち上がっていたが、今年1月には、RaceFansとAutocarが、2月12日のダイムラーの取締役会で、メルセデスのワークスチームとしてのF1参戦が今季末で打ち切られることが決まる可能性があると伝えた。F1、FIA、チーム間の商業面の契約、コンコルド協定の現契約期間は2020年末までであり、現時点でどのチームも契約は結んでいない。
メルセデスF1撤退にまつわる新たな報道。2月に決断との説を親会社ダイムラーCEOは否定
しかしメルセデスは、4日、半導体大手のAMDと複数年のパートナーシップを結んだことを明らかにし、10日には英国の化学会社イネオスとの5年にわたるプリンシパルパートナーシップ契約を発表した。このことから、メルセデスが2021年以降もF1参戦を行うことは確実と考えられる。
「今までどおり、我々は長期的な関与をしている」とウォルフ代表は、イネオスとの契約および『W11』のカラーリング発表会において語った。
「F1により我々のブランドは優れたマーケティングプラットフォームを得られる。レースカーと市販車の両方を作る我々にとって、F1はハイブリッド技術のための優れたプラットフォームになる」
「現在、商業権保有者と交渉を行っている。整理すべき問題があるのだ。しかし今回のパートナーシップは、F1での旅路において成功を収め続けたいという我々の願いを示すものである」
ウォルフは、メルセデスF1撤退についての報道は「馬鹿げた記事」として、改めてその内容を打ち消した。
「冬休みの間もメディアにはF1に関して華々しい見出しが飾られる。リザルトやレース中の話題がない時期であるため、爆弾のような見出しを出すことが売り上げにつながるのだ」とウォルフは言う。
「インターネットに馬鹿げた記事が掲載され、それが取り上げられることにはいつも驚いている。(F1撤退説は)完全にナンセンスであり、ダイムラーCEOが翌日には否定した」
「我々は、すべての活動に関して『これは正しい活動なのか』と考える必要がある。だが現時点でダイムラーは、データを確認し、マーケティングプラットフォームとしてのF1から我々は利点を得ていると考えている。それこそが、我々が活動を行うための基本的な条件である」
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