■さよなら「スーパーカブ50」 最終モデルは「王道のスタイル」に
ホンダは2024年11月1日、ロングセラーオートバイ「スーパーカブ50」の特別モデル「スーパーカブ50・Final Edition(ファイナルエディション)」を発表しました。
12月12日に発売されます。
【画像】超カッコイイ! これが「最後のスーパーカブ50」です!(35枚)
カブシリーズは1958年8月から展開している小型オートバイです。
シンプルな構造による極めて高い耐久性や信頼性、低床バックボーンフレームや自動遠心クラッチによる乗りやすさ、リッター100km級の超低燃費性能などが全世界で絶大な支持を受け、2017年には原動機付モビリティとして世界最高の累計1億台を記録しています。
このうちスーパーカブ50は排気量49cm3の空冷4ストローク単気筒OHCエンジンを搭載する主力タイプで、登場当初の「スーパーカブC100」の流れを受け継ぐモデルです。
2012年にはフルモデルチェンジを実施し、“ニューベーシックカブ”を開発コンセプトに中国生産へと変更するなど、低価格化を実現。デザインも四角を取り入れたものに一新されました。
なお2017年にはふたたび国内生産へと切り替え、デザインもフルモデルチェンジ前の伝統的なスタイリングに戻されています。
今回登場したファイナルエディションは、このスーパーカブ50の生産終了を記念する特別モデルです。
外装デザインは往年のスーパーカブをイメージした、親しみやすさを感じさせる「ボニーブルー」のカラーリングを設定。
フロントエンブレム、サイドエンブレム、イグニッションキーに専用のデザインを施すとともに、リアキャリア、チェーンケース、スイングアームにはボディ同色のボニーブルーを採用しました。
また、メーターリムとマフラーカバーをメッキ仕様としたほか、シート前部と後部をグレーとしたツートーンのシートを採用し、特別感を演出しています。
スーパーカブ50 ファイナルエディションの価格(消費税込)は29万7000円で、販売計画台数は2000台。受注は11月8日から11月24日までの限定となります。
なお、カブシリーズは原付二種の「スーパーカブ110」は今後もラインナップされる予定です。
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