ハイパーカーブランドのジンガーとアルカンターラのコラボ。 アルカンターラ仕様の「21C」が登場

アルカンターラは、イタリア・ミラノに本社を置く高級スエード調人工皮革のグローバルブランドとして自動車のみならずファッション、インテリア業界でも知られるイタリアのブランドだ。

ジンガー・ビークルは、米国・カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とし、ハイブリッドスポーツカーを製作するアメリカの振興自動車メーカー。2019年に起業家のケビン・ジンガーによって創立された。最初のプロダクトとして、「21C」と名付けられた世界限定80台の少量生産ハイブリッドハイパーカーが発表している。

米国発のハイブリッドハイパーカー「ジンガー 21C」、日本での正規販売をスタート 【動画】SKY GROUPは、アメリカ・カリフォルニアに本拠を置く少量生産ハイパーカーブランド「ジンガー・ビークル（Czinger Vehicles Inc）」とアジア圏唯一の正規パートナー契約を…motor-fan.jpアルカンターラとジンガーがコラボしたモデルの初披露は英国グッドウッドフェスティバルだった。アルカンターラとジンガーのデザインチームは、協業してアルカンターラの軽量性と技術を幅広く活用した画期的で高度なインテリアのカスタマイズを「21C」仕様を開発した。

シートは、特殊な熱と圧力を組み合わせたアルカンターラ独自のエンボス加工によって六角形模様が浮き上がるような3D仕様になっている。公道仕様ではライトベージュやオフホワイトのマテリアルに手縫いやパイピングラインなどのさまざまな加工も施した。

ジンガー（CZINGER）C21このコラボレーションを記念して、Goodwood Festival of Speedと両ブランドのロゴを描いたALCANTARA®製バッグも特別に制作された。

アルカンターラ社は2009 年に、最も審査が厳しい国際認証機関のひとつである TÜV SÜD からカーボン・ニュートラル認証を取得しており、サステナビリティへの真剣な取り組みと透明性を最も重要な資産のひとつに位置付けている。

ジンガー21Cに使用している部品は必要性能を満たしながらも大幅な質量削減を達成し、再成形や再印刷が可能な、循環型マテリアルフローの基盤となっている。これにより、自然との調和を図りながら、長期間の使用に耐えるサステナブルな生産システムを実現したという。