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新世代スーパースポーツカー、フェラーリ296GTB日本上陸。サーキット走行向けの専用パッケージも用意

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新世代スーパースポーツカー、フェラーリ296GTB日本上陸。サーキット走行向けの専用パッケージも用意

 フェラーリ・ジャパンは10月13日、プラグインハイブリッドシステム(PHEV)の新型2シーターミッドシップモデル『296GTB』を日本で初披露した。10月31日より全国の正規ディーラーで展示が開始される。また、ハイパフォーマンス仕様である『アセット・フィオラノパッケージも提供される予定だ。

 フェラーリ296GTBは、フェラーリのロードカー用エンジン史上最強スペックを誇るV型6気筒エンジンを積んだ量販ミッドシップスポーツカー。強力な電気モーターとリチウムイオンバッテリーによって、既存のV8ターボエンジン以上のスペックを誇る。

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 初披露のイベントに登壇したフェラーリ・ジャパンのフェデリコ・パストレッリ社長は「フェラーリ296GTBはドライビングの楽しさや感動をフェラーリストに与えるために開発しました。開発において、新採用のV6エンジンと革新的なハイブリッドシステム、エアロダイナミクスによるパフォーマンスの向上、クイックな操作レスポンスの3つの要素がポイントです」と語った。
 
 フェラーリ296GTBに搭載される新開発の120度V6ホットインサイドVツインターボエンジンは、最高出力は663psを発生。組み合わされる電気モーターは1基で167psを発生し、システム出力は830psを達成する。

 また、プラグインハイブリッド(PHEV)システムは、電力のみで使うeDriveモードで25kmの航続距離を実現。車両のコンパクトなサイズとダイナミック制御システムの導入、磨き上げられた空力性能によって、スーパースポーツに相応しい走りを披露する。

 エンジンと電気モーターを使ったシステム全体のスペックは、0-100km/h加速2.9秒、0-200km/h加速は7.3秒を記録し、最高速度は330km/h以上をマークする。

 フェラーリ296GTBのボディサイズは全長4565mm、全幅1958mm、全高1187mm。フロントは先端にいくほど絞り込まれたデザインで、薄型のグリルが特徴的。ヘッドライドはティアドロップ形にインスピレーションを得たもので、車体のフロントに2個の宝石が埋め込まれたような『フェアド・イン・ティアドロップ』と名付けられている。

 コクピットは、デジタル・インターフェイスによる新コンセプトを中心に開発。シートや内装には上質なイタリアンレザーがあしらわれている。シート形状は、ヘッドレスト一体型となる。

 ハイパフォーマンス仕様の『アセットフィオラノパッケージ』は、大幅な軽量化やエアロパーツを奢る。主な装備は、GTレースから生まれサーキット走行に最適なアジャスタブル・マルチマチック・ショックアブソーバーや、フロントバンパーに装着すると10kgのダウンフォースを上乗せするカーボンファイバー製ハイ・ダウンフォース・パーツ、軽量なレキサン製リヤスクリーンなど。また、インテリアにはカーボンファイバーをはじめとする軽量素材が多用されている。

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みんなのコメント

5件
  • フェラーリもphevでV6ダウンサイジングですか。
    つくづくすごい時代になってきたと思います
  • キャビンより後ろがコンパクトだなぁ。
    こうなるとオーバーハングが長いフロントがわずかにアンバランスかも。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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