レッドブルは、ホームコースとも言えるレッドブルリンクで行なわれたオーストリアGPとシュタイアーマルクGPで、優勝を争えると考えていた。しかし結局はメルセデスが速さを見せ、開幕戦ではバルテリ・ボッタスが、第2戦ではルイス・ハミルトンがそれぞれ勝利を収めた。
レッドブルは、第2戦でマックス・フェルスタッペンが3位、アレクサンダー・アルボンが4位に入ったものの、開幕戦はダブルリタイア。しかも、メルセデスには大きな差をつけられる結果で、フェルスタッペンは「メルセデスと戦うには遅すぎる」と語った。
【動画】2020年F1第2戦シュタイアーマルクGP予選・決勝ハイライト
しかしその一方で、低速コーナーでのパフォーマンスについてはポジティブな兆候が見られたという。そのため、第3戦ハンガリーGPに向けては、期待が高まっているようだ。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ストレートではメルセデスが強さを見せていたものの、コーナリングのパフォーマンスは五分五分だったと語る。
「彼らのストレートスピードは印象的だ」
ホーナー代表はそう語った。
「しかし、コーナリングスピードはそれほどでもない」
「我々の方が良いコーナーもあれば、そうでもないコーナーもある。しかし今回のコースでは、彼らのストレートスピードは非常に印象的だった。彼らは冬を越え、良い一歩を踏み出したようだ」
チーフエンジニアのポール・モナハンも、この件について次のように語った。
「ハンガリーは、今回とは異なる種類のサーキットだ。ストレートは短く、ツイスティなコーナーが多い。コーナリングスピードは、レッドブルリンクよりも遅いんだ」
「コーナーはほとんどが同じスピードだ。だから通常は、ここと比べて天候の変化による影響を受けることが少ない。その一方で風が強くなることが多く、それが課題となる」
「我々にとっては、ハンガロリンクの方が良いと思う。だから我々は立ち上がり、マシンをできる限りアップデートし、まともに戦い、そして彼らを倒すことができればと思っている」
またレッドブルは、例年よりも涼しくなった気候も、今回のシュタイアーマルクGPでメルセデスに味方したと考えている。昨年のメルセデスは、レッドブルリンクで冷却の問題に苦しみ、レッドブルやフェラーリの後塵を拝した。
「メルセデスはここ数年、レッドブルリンクでの成績が低迷していた」
そうホーナー代表は語った。
「彼らは温度に苦戦してきた。そして金曜日も、猛暑となったここで苦戦したんだ」
「でも日曜日にはとても涼しくなり、彼らは良い成績を残した。彼らはその結果に値するよ。今日(シュタイアーマルクGP決勝)は彼らが最高のチームだった。だから我々は、彼らに追いつくためにさらに努力を重ねていくつもりだ」
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