8月16~18日、レッドブル・リンクで2024年MotoGP第11戦オーストリアGPが開催されて、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)はスプリントも決勝レースも制した。
予選ではホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)に続き、2番手グリッドを獲得したバニャイア。スプリントでは今季3度目の勝利を飾り、ランキングはバニャイアとマルティンが250ポイントで並んだ。
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決勝では、マルティンに先行を許したが、2周目の1コーナーで早くも先頭を奪って完璧なレースを展開。バニャイアはマルティンの様子をチェックしつつペースをコントロールして、ラップ毎にゆっくりと引き離して、3.232秒差をつけてフィニッシュしたという。
これによりバニャイアは今シーズン7勝目を記録。2022年と2023年はシーズン7勝でチャンピオンを獲得しており、1シーズンでの勝利数は自身の記録に並んだ。また、2022年のオーストリアGP以来、無敗を保っており、レッドブル・リンクでは3年連続の勝利を飾っている。
チャンピオンシップポイントは、バニャイアが275点、マルティンが270点となり、5ポイントの差をつけている状態だ。
■フランセスコ・バニャイア
「本当に接戦だった。自分のペースが良いと分かっていたので、スタートからリードを奪おうとして、マルティンより少し速いペースをキープしようとした。彼が少しペースを落としたのを見て、リードを少なくとも1.5秒にするために、さらに4~5周同じリズムをキープしようとした」
「その後は、終盤になるにつれてずっと楽になった。グリップレベルが大幅に低下し、コーナー出口でリヤがスピンして、何が起こるかわからなかったから、全体的に状況を管理するのが困難だった。ストレートではリヤタイヤがかなり振動していた。シュピールベルク(オーストリアGP)で3年連続の勝利を収めることができてとてもうれしい。毎日一緒に取り組んでいるドゥカティとアカデミーに感謝したい」
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