12月6日~8日に鈴鹿サーキットで開催される、スーパーフォーミュラの合同テスト/ルーキードライバーテスト。シーズンオフ恒例のこのテストに、“Juju”こと野田樹潤がTGM Grand Prixから参加することが発表された。
スーパーフォーミュラではシーズン終了後の12月に、合同テストとルーキードライバーテストを兼ねた走行セッションを実施することが恒例となっている。今年のテストは海外からも有力ドライバーが複数参加するという噂があるが、開催まで1週間を切った11月30日、弱冠17歳の女性ドライバーである野田が起用されるという驚きの発表があった。
■ダニール・クビアト、スーパーフォーミュラ参戦への関心を認める。12月のテスト参加に向けて「どのチームからの提案も歓迎したい」
野田を起用するのはTGM Grand Prix。今シーズンは大湯都史樹やジェム・ブリュックバシェらを走らせた新興チームだ。なお、TGM Grand Prixは53号車に野田を、55号車にはスーパーフォーミュラでの優勝経験もある松下信治と、北米のレースを戦う若手スウェーデン人ドライバー、ラスムス・リンドを起用する。
野田は2020年から欧州に戦いの舞台を求め、デンマークF4やWシリーズを戦ってきた。2023年はジノックスF2000トロフィー、ドレクスラーカップ、ユーロフォーミュラ・オープンという3つのカテゴリーに参戦。旧F3規格のダラーラ320やダラーラ317が用いられ、様々なクラスの車両が混走するジノックスF2000トロフィーでは年間王座を獲得した。また今季はBOSS GPにスポット参戦してかつてのフォーミュラ・ルノー3.5車両を走らせるなど、ビッグフォーミュラも経験した。
そんな野田が日本のサーキットでレースやテストに参加するのは、2019年に岡山国際サーキットで開催された『FORMULA UNDER 17 & SENIOR』以来4年ぶりになるという。スーパーフォーミュラという国内最高峰マシンの走行を控えた野田はプレスリリースの中で、まずは胸を借りるような気持ちで臨みたいと語った。
「4年間、欧州でF4やF3のレースに出場してきました。でも、日本国内での公式レース出場の経験のない私が、日本最高峰のスーパーフォーミュラ合同テスト/ルーキードライバーテストに参加するということは、更なる大きなチャレンジを意味します」
「まずは胸を借りるところからのスタートです。『負けても負けても諦めない』これまで通りの私自身の走りで精一杯挑戦しますので、暖かく見守っててください。このテストは、一般の皆さんも入場して観戦できます。4年ぶりに、私を応援してくださる皆さんの目の前で思い切り走ります。声援を送ってもらえるとうれしいです」
そしてTGM Grand Prixの池田和広代表もコメントを寄せ、起用する野田への期待感を述べた。
「今回の合同テストでTGM Grand PrixにJuju選手を迎え入れる事が出来とても嬉しく思います。Juju選手はここまでの戦歴もさることながら、ハイパワーマシンでの走行距離は群を抜いており、スーパーフォーミュラでテストする準備は整ったと判断しております」
「ベテラン勢の多いこのカテゴリーでルーキーがリザルトを残す事は非常にハードルの高いことですが、Juju選手が掲げる『負けても負けても諦めない』という精神があれば、必ず結果はついてくる事でしょう。私たちの知識と技術、そして蓄えて来た経験で、Juju選手の才能を更に開花させるお手伝いが出来ることは、今から非常に楽しみです」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
20歳過ぎてVITA乗りながら夢はF1レーサーです、とか言ってた女性のようにならなければいいのだが。