仕事も忘れてリラックス... 世界自然遺産“やんばる”で童心に帰る興奮と贅沢体験！ 「ジャングリア沖縄」開業から3か月 ネットに集まる利用者のリアルな声とは

大自然×アトラクション×癒やしが融合する「ジャングリア沖縄」の全貌

　2025年7月、沖縄県今帰仁村（なきじんそん）に大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」がオープンしました。

　この施設は「Power Vacance!!（パワーバカンス）」をコンセプトに掲げ、沖縄の手つかずの自然を生かした新しいスタイルのテーマパークとして注目を集めています。

　総面積は東京ドーム約13個分に相当し、その広さの中に数多くのアトラクション、ショー、ダイニング、スパ施設が集約されています。

　パーク内では「ダイナソーサファリ」や「バンジーグライダー」などスリルを楽しめる体験型アクティビティから、「スプラッシュフェス」「ナイトフェス」といった季節ごとのイベントショーまで、訪れる層によって多様な過ごし方ができるのが特徴です。

　また、小さな子ども向けのアトラクションとして、沖縄固有の動物「ヤンバルクイナ」をモチーフにしたキャラクターと話せる「やんばるフレンズ」や、参加型の「ファインディングダイナソーズ」が用意されているなど、ファミリーでの来園にも配慮されています。

　さらに、食の面では南国の自然と調和した「パノラマダイニング」や「ワイルドバンケット」、各所に設けられたフードカートなどで、沖縄の食文化やリゾート感を取り入れた多彩な料理が楽しめるといいます。

　くわえて、隣接施設「スパ ジャングリア」も同パークの魅力のひとつです。

　本施設には、世界最大規模とされるインフィニティ風呂を筆頭に、天然温泉、洞窟風呂、石灰岩風呂、パノラマ大浴場など、多様な入浴体験が用意されています。

　中でも、沖縄北部の自然景観と一体化したような露天風呂からの眺望は、「南国の森と夕陽が織りなす贅沢」と称されています。

　また、スパ利用者向けに、リゾートホテルのバーラウンジをイメージした飲食施設「トロピカルオアシス」も併設。

　洗練された料理とドリンクが楽しめるバーラウンジで湯上がりのひとときを過ごすことができ、家族連れ、カップル、女子旅などさまざまな客層に対応している点も特徴とされています。

SNSでは高評価とともに課題点も？現地訪問者のリアルな声とは

　オープンから3か月以上が経過した2025年11月現在、ジャングリア沖縄についてSNS上ではさまざまな反応が飛び交っています。

　特に多く見られるのは、施設のスケールや体験の多様さに関するコメントです。「ダイナソーサファリが想像以上に本格的」「バンジーグライダーで叫びまくったけど最高だった」など、体験のインパクトの強さを投稿する人が目立ちます。

　さらに、「オープンからしばらく経ってスタッフさんの対応が良くなっていた気がする」といった運営改善に関する声もみられました。

　一方で、ネガティブな意見も少なくありません。

　たとえば「屋外施設が多く、雨の日は楽しめるものが限られる」「同意書や整理券の取得が煩雑だった」といった施設設計に対する指摘や、「休日はとにかく混雑して、アトラクションに並ぶ時間が長かった」といった混雑状況に関する不満が挙げられています。

　とはいえ、「夏に行ったときは暑かったし混んでたけど、10月末に行ったら過ごしやすくて空いてて良かった」と、オープンから時間が経ってから訪れたユーザーの声も散見されました。

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　ジャングリア沖縄は、沖縄の自然を舞台にしたこれまでにない複合型リゾートとして、すでに多くの話題を集めています。

　全体としては、「今までにない新感覚テーマパーク」としての評価が高い一方で、「まだ発展途上の施設」という印象を持つユーザーもいる様子がうかがえました。

　今後、施設の完成度やサービス体制がさらに整備されることで、どのように定着していくかが注目を集めそうです。（Peacock Blue K.K.）