ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、F1サウジアラビアGPを前にプレスリリースにコメント。走行経験のないジェッダ市街地サーキットにセッティングを合わせ込むため、スタッフにとっては厳しい週末になるだろうと語った。
今シーズンのF1も残り2戦。ドライバーズチャンピオン、コンストラクターズチャンピオンを巡る戦いも熾烈になっているが、ホンダとしてもF1での残りレースはあと2戦ということになる。
■F1サウジアラビアGP、中団争いは大接戦に? サインツJr.「高速コースで、何が起きるか分からない」
「ドライバーズ/コンストラクターズの両チャンピオンシップを争っている我々ホンダF1にとって、最後の決着をつけるのに残されたのは2戦です。まずは今週末に初開催となるサウジアラビアに向かいます」
そう語る田辺テクニカルディレクターは、ジェッダ市街地サーキットの印象について、次のように説明する。
「今回がF1初開催となるサウジアラビアのジェッダ・ストリート・サーキットは、紅海沿いの一般道を取り入れて設置された市街地サーキットです」
「しかし、モナコやシンガポールといった典型的な市街地サーキットとは大きく異なる特徴を持っています。スパ・フランコルシャンに次ぐ全長6.174kmとコース距離が長く、中・高速コーナーが連続したセクションを、コース両端でほぼ180度のコーナーで結んだようなレイアウトで、一般に市街地サーキットから連想される、90度コーナーが連続するものとは異なります」
「長い全開区間を持つ高速サーキットと考えていますが、路面の状況や外気温・湿度などとともに、そのレイアウトの特異性を含めて実際に走行してみて分かってくることも多いと考えています」
前戦カタールに続き、このサウジアラビアもF1マシンが走ったことはないため、限られたデータのみで週末に挑むということになる。また、得られたデータをすぐにマシンに活かしていくということも重要になってくる。
「先日のカタールGPと同様に、実走データに即して迅速にセッティングを最適化することが求められますので、今週もエンジニア・メカニックにとっては忙しい週末になるはずです」
「自分たちの目標を見据えて、ホンダF1プロジェクトに関わるメンバー全員そして両チームのメンバーとも一丸となり戦いに臨みます」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?