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BMW 2019年夏に自動運転OK? 「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」搭載

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BMW 2019年夏に自動運転OK? 「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」搭載

BMWジャパンは2019年4月10日、国内モデルとしては初となる「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載した車両の開発を完了し、今夏以降に順次日本に導入する予定だと発表した。

手放し運転OKになる?

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この「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路(都市高速道路を含む)での渋滞時の前走車追従時に、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムだ。もちろんレベル2のドライバー支援システムであるため、この機能の作動時にはドライバーは絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にあるという前提条件がある。その中で、ステアリングから手放しでの走行が可能となる。

言い換えると、この機能は自動運転ではなく、渋滞追従時にのみハンドルからの手放しができるということを意味し、同時にドライバーは通常の運転時と同様に周囲の交通環境を注視し、状況が変わった場合、直ちにハンドルを握れることが求められる。また当然ながら、ハンズフリー状態で事故を起こした場合の責任はすべてドライバーにある。

従来は、渋滞追従走行時でもハンドルを握っている必要があり、ハンドルから手放しの状態では数秒間で警告が表示され、警告を無視するとアダプティブクルーズコントロールはキャンセルされてしまうシステムになっていた。だが、新システムではこの警告がなくなり、手放し状態を維持できるということだ。

なおこのシステムは国交省の「車線維持支援機能に関する国際基準」にいち早く対応したことにより採用が可能となっている。

BMWは2019年夏以降に、3シリーズ、8シリーズ・クーペ、8シリーズ・カブリオレ、X5に、つまり2020年モデルから採用し、対象モデルは順次拡大予定としている。なおこの機能を搭載した車両の認可取得後に、メーカーオプション、またはディーラーオプションとして提供する予定としている。

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BMW 公式サイト

文:Auto Prove Auto Prove 編集部
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