1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
1978 年 CBX 1978 年
当時人気絶頂だったZ1000を上回るべく登場。往年のGPレーサーRC166を模した6気筒エンジンはオーバー100PSを達成。モーターのような回転フィールとジェット機のような排気音で人気を集めた。背面ジェネレーターやジュラルミン鍛造パーツなどの軽量コンパクト化技術は、後のマシン開発に多大な影響を与えた。
カワサキ Z1300 1978 年
78年の西ドイツ・ケルンショーで世界のフラッグシップとなるべく登場したキング・オブ・Z。水冷DOHC6気筒エンジンは、幅を抑えるためにロングストローク設定で、シリンダーピッチも極力抑えている。120PSの最高出力を発生し、乾燥重量279kgの巨体を最高速220km/h・ゼロヨン11秒7で走らせた。
カワサキ KL250 1977年11月
カワサキ初の4スト・トレールモデル。軽量コンパクトなエンジンはロードスポーツのZ200用の空冷シングルをベースに排気量をアップしたもので、ねばり強い特性を発揮。車体関係にはモトクロッサーKXの技術が生かされていることもあって、オフロードでの走破性は高く評価された。
カワサキ Z1R 1978 年
Z1000をベースにしたスペシャルモデル。曲線で構成されたボディラインを持っていたZ1系のデザインとは180度趣を異にする、ビキニカウルを装着した直線基調のカフェレーサー風スタイルが欧州を中心に大ヒット。その後現代に至るまで、カワサキ製スポーツ車のデザインに影響を与え続けているモデルである。
カワサキ KH90 1977年 6月
SS90から発展。ロングストローク設定のエンジンは10.5PSの高出力を発生し、このクラスとしては豪華な前後ディスクブレーキも装備。
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※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)
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