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新型メルセデス・ベンツGLCクーペ 欧州発表 サイズ/エンジン/装備は?

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新型メルセデス・ベンツGLCクーペ 欧州発表 サイズ/エンジン/装備は?

よりダイナミックなスタイルへ

メルセデス・ベンツは、今年7月に欧州で発売される第2世代のGLCクーペを発表した。

【画像】メルセデス・ベンツの高級クーペSUV【2代目となる新型と初代モデルを写真で比較する】 全70枚

最新のGLCと同様に包括的な改良を受け、引き続きドイツ・ブレーメンの工場で生産される予定である。

新型GLCクーペ(社内コードネーム:C254)は、エクステリアを一新し、大型フロントグリルから伸びるよりシャープなLEDヘッドライト、重厚な輪郭のボンネット、全体的に張りのあるボディ、大型ホイールハウスなどを備えている。

曲線的なルーフラインにリフトバックスタイルのテールゲートを備えた基本デザインは、初代モデルと変わらず、直線基調のGLCよりもダイナミックな外観を演出している。

リアエンドは、新デザインのLEDテールライトを採用したほか、ダウンフォースを高めるためにテールゲート後部をシャープな形状とした。そして写真のAMGラインモデルでは、一対のテールパイプとディフューザーエレメントを内蔵したクロームルックのバンパーが特徴的だ。

サイズは全長4763mm、全幅1890mm、全高1699mmと、初代モデルより一回り大型化した。また、ホイールベースは15mm長い2888mmで、トレッド幅はフロントが6mm延長され1627mm、リアが23mm延長され1640mmとなっている。

上質感と快適性を高めたインテリア

インテリアは、基本的にGLCと同じだ。ダッシュボードには、12.3インチのメーターディスプレイと11.9インチの縦型センターディスプレイ、新しいマルチファンクション・ステアリングホイール、新スタイルのエアベントが装備される。

メルセデスは、高級感と快適性を高めるために、より高品質な素材を意識的に採用したと述べている。

欧州仕様ではオプションとして、ヘッドアップディスプレイ、パノラマガラスルーフ、15スピーカーのBurmester 710Wサラウンドサウンドシステムが用意される。

ホイールベースの延長とリアオーバーハングの拡大により、トランク容量は45L増加し、ガソリンおよびディーゼルモデルで545L、PHEVモデルで390Lになった。リアシートを倒せば、前者で1490L、後者で1335Lまで拡張可能だ。これに対し、標準のGLCは最大600Lの容量を備え、リアシートを畳むと1680Lにまで拡大する。

PHEVは電気だけで130km走行可能

パワートレインとしては、ガソリンとディーゼルを各2種類揃え、いずれも48Vマイルドハイブリッド(加速時に20.5kg-mのトルクを追加)、9速AT、四輪駆動システム「4マチック」が標準装備される。

ラインナップは、ガソリンモデルのGLC 200 4マチックおよびGLC 300 4マチックから始まり、それぞれ最高出力204psと228psを発揮する。さらに、ディーゼルモデルのGLC 220d 4マチックとGLC 300d 4マチックが加わり、それぞれ197psと270psを発揮する。

PHEVモデルとしては、ガソリンベースのGLC 300e 4マチック(合計出力312ps)とGLC 400e 4マチック(380ps)、ディーゼルベースのGLC 300de 4マチック(333ps)が用意される。いずれも31.2kWhのバッテリーを使用し、電気のみの走行距離はガソリンベースが119~130km、ディーゼルベースが112~130kmとなる。

また、パフォーマンス部門AMGのGLC 43 4マチックとGLC 63 4マチック+の後継モデルも計画されている。

サスペンションには、Cクラスと同じフロント4リンク、リアマルチリンクを採用した。しかし、Cクラスとは異なり、可変減衰力制御のエアマチック・エアサスペンション(PHEVに標準装備)がオプションで用意されている。また、最大4.5度の操舵角を持つ後輪操舵システムも導入された。

従来通り、GLCクーペにはオプションでオフロードパッケージが用意される。このパッケージには、オフロード専用の走行モード、DSR(ダウンヒル・スピード・レギュレーション)機能、360度カメラによるいわゆる「トランスペアレント・ボンネット(透明なボンネット)」が含まれ、ディスプレイに前輪の操舵角を含む車両前面下部の仮想ビューを表示する。

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