16号車は得意のロードコースで好パフォーマンスを発揮
アメリカでもっとも人気のあるモータースポーツといえばNASCAR(ナスカー)。その3大トップカテゴリーである「カップ」、「Xfinity(エクスフィニティ)」、「Camping World Truck(トラック)」の内のひとつ、トラックシリーズに長年参戦しているのが、服部茂章氏率いる「Hattori Racing Enterprises (HRE)」である。今シーズンは、トヨタ・タンドラ2台体制でシリーズにフル参戦をしている。
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夏の連戦の真っ最中のトラックシリーズは、6月11日(土)に第12戦となる「DoorDash250」が、西海岸、カリフォルニア州ソノマにあるソノマ・レースウェイで開催された。1周1.99マイルのトラックはオーバルコースではなく、高低差のあるロードコースであり、今回はこのコースを75周、149.25マイルで争われる。
16号車のタイラー・アンクラム選手、そして61号車にチェイス・パーディ選手という2名の若手ドライバーでHREが走らせている2台のタンドラ。シーズンのレギュラーイベントは全16戦となるが、その11戦を終えた時点で「#16 LiUNA! TOYOTA TUNDRA」に乗るアンクラム選手はランキング14位というポジションにつけている。残り5戦でプレイオフ進出を掛けた戦いはより熾烈になっていく。彼にとってのベストリザルト更新も目論んでいるなかでの参戦となった。
トラックシリーズでは今シーズン2回目となるロードコース戦だが、彼の今シーズン過去最高位はロードコースのCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカ)での7位と、ロードコースを得意としているだけにこの一戦にも気合いが入る。
その走り出しはトップから約1秒落ちの14番手だったが、続く予選では5番手のタイムをマーク。決勝レースがスタートするとトップが先行し、少し遅れて2番手争いが熾烈となる。冷静に4番手をキープするアンクラム選手は、17周目から各車がピットに戻っていくところで20周目のステージフィニッシュまでコースにとどまり、第1ステージを2位で終え、9ポイントのステージポイントを獲得した。
第1ステージ終りのステージブレイクでは、タイヤ交換と燃料補給を行って、26周目にスタートした第2ステージは6番手からレースをスタート。43周目にはグリーン下でふたたびピットイン。しかしここでピットロードペナルティを受けてしまったアンクルム選手は、最終ステージが再開されたタイミングで、29番手にまで順位を落とすこととなってしまう。
そこから16号車は追い上げを見せ、56周目にはふたたびトップ20に入り、 61周目にはピットイン。ここでHREのチームクルーは迅速な作業で、3ポジションアップの16番手でコースに戻し、さらに74周目のリスタートでは11番手に並び、最終的には9位でフィニッシュした。
トップ10に加わる健闘を見せたパーディ選手
一方、チェイス・パーディ選手の「#61 BAMA BUGGIES TOYOTA TUNDRA」は練習走行で16番手のタイムを獲得した後の予選ではトップから2秒遅れの25番手となる。そして土曜日午後のレースをスタートさせると、最初の20周では22番手にポジションをアップ。
若干タイトなハンドリングを修正したピットワークで3ポジションアップして、26周目の第2ステージを19番手からスタートしたパディ選手は、39周目には12番手にまで順位をアップ。この第2ステージではステージ後半に各車がグリーンフラッグ下でピットストップを開始するなか、61号車はコース上に留まりステージポイントを取る作戦を取り、見事45周目に3位のステージチェッカーを受けた。
その後のタイヤ交換と燃料補給のピットストップで、22番手に後退して最終ステージをスタートさせた61号車は、61周目のイエローコーションでもコース上に留まったり、タイヤ無交換作戦などの戦略でトップ10に加わる健闘を見せ、最終的に15位でフィニッシュした。
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