エンジンをパワーアップさせれば、ノーマルよりも熱が発生します。開けられるライダーが乗れば、さらに熱が発生します。だから、ラジエーター性能をアップさせれば、エンジンポテンシャルは最大限引き出せるというわけです。そこで、2015年全日本を制したモトクロスライダー小島庸平は考えました。
超絶スペシャリスト達が、考えまくったのだ
なんといっても、ミソは3社一体の開発布陣。
ホンダ「CT125 ハンターカブ」の発売時期と予定価格が判明!
・ラジエーター制作技術専門の「KOYORADO」
・オイルクーラーや熱交換器などを手掛ける熱管理技術のプロフェッショナルメーカー「ディグリー」
・そしてモトクロスチーム「Bells Racing」
による開発で生み出されたのが、今回のラジエター。
レーシングラジエーター KOYORAD × MIE RACING TYPE-44
CRF250R用
対象年式:2018~2020モデル
価格:¥144,500(税抜)※先行予約受付中
納期:3月2日(月)以降
付属品:ラジエーターキャップ、フィンガード、クリップナット
CRF450R用
対象年式:2017~2020モデル
価格:¥160,000(税抜)※受注生産
製作期間:30~45日
付属品:ラジエーターキャップ、フィンガード、クリップナット
販売元:株式会社フォーティーフォー
TEL:059-395-6644
2019シーズン、実戦テストを経て、小島庸平が語る
●容量比1.7倍、冷却比1.57倍という値は、どのラジエーターと比べてのデータなのですか?
小島「2019年のCRF250Rに対しての性能比較、仕様比較です。それに伴ってラジエーター自体も大きくなっています」
●なぜラジエーターの大型化が必要なのですか?
「走行中にラジエーターが熱くなりすぎるとエンジンのパフォーマンスに影響します。特に雨天走行時は、水温が100℃を超え、オーバーヒートしやすくなってしまいます。そこでラジエーター自体を大きくして冷却効果を上げる事により、オーバーヒートのリスク軽減や、エンジンブローリスクの低下、出力アップ、レスポンス向上などのメリットが得られます。」
●大きくなったラジエーターの高さ、横幅、厚さが純正とどれくらい変わっているのか教えて下さい。純正外装の取り付けは可能なのですか?
「2019年モデルの純正ラジエーターと比べて、体積70%UP、高さ10%UP、幅5%UP、厚み50%UPになっています。ラジエーター自体は大きくなっていますが、純正外装はそのまま使用ができます。」
[ アルバム : ラジエーター はオリジナルサイトでご覧ください ]
●「冷やすだけではなく様々な面を考慮された」とありますね。
「転倒時の破損リスクに対して、強度UPの評価も行っており、純正に対し変形、破損しにくい製品に仕上がっています。ラジエーターガードなどのアフターパーツが需要を伸ばしていますが、ラジエーター本体のみでガード付きと同等以上の強度です。」
[ アルバムはオリジナルサイトでご覧ください ]
●シーズンを通して使ってみて、どうでしたか?
「暑い時期をターゲットに走行テストをしましたが、熱によるエンジンのタレはありませんでした。レースを想定した30分間の走行でもパワー感は落ちず、レスポンスも最後まで良かったです。また、車体に影響はなく、ハンドリングも変わりませんでした。チーム員の大城魁之輔も実際に全日本で装着しているのですが、1年間トラブルもなく、ノーマルエンジンで優勝しています。製品クオリティを実証出来ていると思います。」
プライベーターになってから、マシンの開発にも余念が無い小島庸平が手がけたラジエター。AMAなどでも、冷却効率の向上はモディファイの必須項目になっていますね。また、小島選手が言う「強度の強さ」は、モトクロスだけでなくエンデューロにも応用が利きそうです。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
史上最恐の盗難ツールとして話題の[ゲームボーイ]だが……ほぼ100%盗まれない方法は果たしてあるのか!?
アンダー150万円!? スズキ「軽バン」が凄い! 完全「爆睡仕様」に驚きの声…!? どんな人が買う? 見た目はド派手グリル採用の「スペーシア」とは
ホンダが“赤い”新型「プレリュード」初公開! “22年ぶり復活”の「2ドアクーペ」が鮮烈レッドに変化!? 2024年にも登場期待の「新モデル」米に登場
トヨタ新型「カローラ“クロス”」発表! 「レクサス」級にカッコイイ「斬新フェイス」へ刷新! 新型「コンパクトSUV」約494万円から ブラジルに登場
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?