現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 【鈴鹿8耐】鈴鹿8耐初挑戦を終えたステファン・ブラドル、「来年も出たい」とリベンジに意欲

ここから本文です

【鈴鹿8耐】鈴鹿8耐初挑戦を終えたステファン・ブラドル、「来年も出たい」とリベンジに意欲

掲載 更新
【鈴鹿8耐】鈴鹿8耐初挑戦を終えたステファン・ブラドル、「来年も出たい」とリベンジに意欲

 7月28日(日)に決勝レースが行われた第42回“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース。3位を獲得した#33 Red Bull Hondaのステファン・ブラドルは、来年も鈴鹿8耐へ出場したいという語った。

 昨年ファクトリーチームを復活させたホンダは、今年の全日本ロードレース選手権JSB1000クラスでTeam HRCの高橋巧が4連勝するなど強さを発揮。その勢いで鈴鹿8耐へ乗り込んでいた。布陣はその高橋巧と、MotoGPテストライダーを務めるステファン・ブラドルそして清成龍一の3人だ。

■ カワサキ26年ぶり優勝の立役者。ジョナサン・レイ「クタクタに疲れたよ!」

 ブラドルは2017年にも鈴鹿8耐へエントリーしていたものの、中耳炎を患ったことにより中止となっていたことから、今回が初めての鈴鹿8耐参戦となった。

「初めての鈴鹿8耐だったけど、こうした特別なレースに参加できたことを本当に嬉しく思っている。ファンのサポートは走っていてもわかるくらいで、本当に素晴らしくて心強かった」と、ブラドルは初の鈴鹿8耐参戦を終えての気持ちを語った。

 清成が体調を崩していたことで、ホンダは決勝で高橋とブラドルの2名による走行を余儀なくされた。最後までカワサキ(#10 Kawasaki Racing Team)や、ヤマハ(#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM)と優勝を争ったが、最終2スティントを連続で走行した高橋が、惜しくもヤマハによるオーバーテイクを許してしまい、ブラドルにとって初の鈴鹿8耐は3位という結果に終わった。

「タクミさんとキヨさん、そしてHRCには本当に感謝している。ふたりには多くのヒントを貰ったし、HRCが僕を招集してくれたこともすごく感謝している。鈴鹿8耐に参戦するというのは僕自身にとってもすごくチャレンジングなことだったけど、頑張ることができたと思う」

 また、8時間という長丁場を高橋とふたりで走りきったことについて、ブラドルは最終2スティントを担当した高橋の奮闘には賞賛の言葉を述べ、さらに来年も鈴鹿8耐への参戦を期待していると口にした。

「最後、タクミさんがダブルスティントをしてくれたことは、本当に凄いと思う。タクミさんは本当にすごい走りを見せてくれた。感謝しているよ。8時間のレースは簡単なものではなかったけど、とても好きになった。だから来年もできれば戻ってきたいと考えている」

「2回目のスティントでは上手くいかなくて苦戦したところがあったけど、3回目はそれが解消されて自分なりにいい走りができたと思っている。スティントごとに戦略を変えながら過ごしたわけだけど、やはりタクミさんのことはリスペクトしている。彼はいきなり最後の2スティントを担当することになったので本当に大変だったと思う」

「それにも関わらずタクミは素晴らしい仕事をしてくれた。来年も(鈴鹿8耐へ)出られたら良いなと思うよ」

関連タグ

こんな記事も読まれています

トヨタ新型「“タフ”ミニバン」発表! 斬新“大口顔”が超カッコイイ! MT&アンダー320万円設定ありの「プロエース“シティ”」墨に登場
トヨタ新型「“タフ”ミニバン」発表! 斬新“大口顔”が超カッコイイ! MT&アンダー320万円設定ありの「プロエース“シティ”」墨に登場
くるまのニュース
「南海フェリー」がトラック乗りの強い味方に! 始発便の「早乗り」がドライバーに優しいサービスだった
「南海フェリー」がトラック乗りの強い味方に! 始発便の「早乗り」がドライバーに優しいサービスだった
WEB CARTOP
愛車の履歴書──Vol41. 大黒摩季さん(後編)
愛車の履歴書──Vol41. 大黒摩季さん(後編)
GQ JAPAN
テインから『ギャランフォルテス』用車高調「ストリートアドバンスZ」が発売
テインから『ギャランフォルテス』用車高調「ストリートアドバンスZ」が発売
レスポンス
わがままを叶えてくれるプレミアムSUV──新型レクサスNX350“F SPORT”試乗記
わがままを叶えてくれるプレミアムSUV──新型レクサスNX350“F SPORT”試乗記
GQ JAPAN
なぜ「ペダル踏み間違え」起きる? 原因はどこにある? 相次ぐ「重大事故」は“高齢者”特有の問題ではない! 有効な「対策法」はあるのか
なぜ「ペダル踏み間違え」起きる? 原因はどこにある? 相次ぐ「重大事故」は“高齢者”特有の問題ではない! 有効な「対策法」はあるのか
くるまのニュース
カーメイト、新型ワイドリアビューミラー発売…ホンダ WR-V などに対応
カーメイト、新型ワイドリアビューミラー発売…ホンダ WR-V などに対応
レスポンス
ミック・シューマッハー、来季F1復帰の可能性はあるのか?「それが僕の目標だけど……僕がコントロールできることじゃない」
ミック・シューマッハー、来季F1復帰の可能性はあるのか?「それが僕の目標だけど……僕がコントロールできることじゃない」
motorsport.com 日本版
神奈中の赤い「連節バス」ついに横浜へ登場 箱根駅伝ルート経由で駅 団地結ぶ
神奈中の赤い「連節バス」ついに横浜へ登場 箱根駅伝ルート経由で駅 団地結ぶ
乗りものニュース
エンジン車が生き残れる夢の燃料【石井昌道の自動車テクノロジー最前線】
エンジン車が生き残れる夢の燃料【石井昌道の自動車テクノロジー最前線】
グーネット
便利な「ベンリイ号」に見るホンダのチャレンジ精神! 1955年にアールズフォーク採用!?
便利な「ベンリイ号」に見るホンダのチャレンジ精神! 1955年にアールズフォーク採用!?
バイクのニュース
雨のル・マンを制したポルシェのリエツ「前にも似たような状況を戦った」自身5度目のGTクラス勝利
雨のル・マンを制したポルシェのリエツ「前にも似たような状況を戦った」自身5度目のGTクラス勝利
AUTOSPORT web
【ホンダ CB650R/CBR650R E-Clutch 試乗】“小さなおじさん”が入ってる!? ガツンと来ない「電光石火の変速」に驚いた…西村直人
【ホンダ CB650R/CBR650R E-Clutch 試乗】“小さなおじさん”が入ってる!? ガツンと来ない「電光石火の変速」に驚いた…西村直人
レスポンス
ロレンソ VS ペドロサのボクシング対決、ガチで実施! 6月20日に激烈ライバル同士の”再戦”が実現
ロレンソ VS ペドロサのボクシング対決、ガチで実施! 6月20日に激烈ライバル同士の”再戦”が実現
motorsport.com 日本版
フィアット『パンダ』がファミリー拡大、『グランデパンダ』発表…新型コンパクトSUV
フィアット『パンダ』がファミリー拡大、『グランデパンダ』発表…新型コンパクトSUV
レスポンス
エンジンは「トヨタ」製!? マツダ新型「“斬新”SUV」発表へ! めちゃカッコイイ「CX-50 HV」米中登場に「日本でも欲しい」の声も
エンジンは「トヨタ」製!? マツダ新型「“斬新”SUV」発表へ! めちゃカッコイイ「CX-50 HV」米中登場に「日本でも欲しい」の声も
くるまのニュース
タフな仕立てのメルセデス・ベンツ「Eクラス」はマルチな才能が魅力的! 街乗りからアウトドアまで活躍!! 新型「オールテレイン」の真価とは
タフな仕立てのメルセデス・ベンツ「Eクラス」はマルチな才能が魅力的! 街乗りからアウトドアまで活躍!! 新型「オールテレイン」の真価とは
VAGUE
ロールス・ロイスのマスコットを最初に車両に掲げた「モンタグ」とはどんな人物?「スピリット・オブ・エクスタシー」のモデルとの公言できない関係とは
ロールス・ロイスのマスコットを最初に車両に掲げた「モンタグ」とはどんな人物?「スピリット・オブ・エクスタシー」のモデルとの公言できない関係とは
Auto Messe Web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村