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GR86がマイナーチェンジ。AE86の生誕40周年記念の特別限定モデルも設定

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GR86がマイナーチェンジ。AE86の生誕40周年記念の特別限定モデルも設定

 TOYOTA GAZOO Racingは2023年9月22日、FRスポーツモデルのGR86の一部改良を実施し、同日より予約注文の受付を開始した。発売は本年11月1日を予定する。また、AE86の生誕40周年を記念した特別仕様車「RZ“40th Anniversary Limited”」を設定し、全国のGR Garageを通じて本年9月25日から10月9日までの期間限定で商談予約の抽選受付を行い、10月25日より商談開始、2024年2月頃より200台限定で販売する予告した。

車種展開および車両価格は以下の通り。

GRカローラがモータースポーツ現場での学びを生かして緻密な改良を実施

RZ:6MT347万6000円/6SAT357万4000円

SZ:6MT315万3000円/6SAT325万1000円

RC:6MT291万6000円

特別仕様車RZ“40th Anniversary Limited”:6MT382万2000円/6SAT392万円

 今回の改良は、機能・安全装備の追加設定や走行性能の向上などを図ってFRスポーツモデルとしての魅力度をいっそう高めたことが特徴である。

 まず機能・安全装備の面では、MT車に専用セッティングのアイサイトを標準設定したことがトピック。AT車とはACC作動条件が異なり、後退時ブレーキアシストは採用していない。また、ステアリングにハンズフリースイッチを標準装備して、走行中のハンズフリー通話に対応。さらに、ブラインドスポットモニターをSZグレードに追加オプションで設定する(RZグレードは標準装備)。そして、VSC制御の最適化を行ってコーナリング時の走行安定性および安全性能を向上させた。

 走行性能については、懸架機構に減衰力を最適化して快適性と安定性を高次元で両立したSACHS(ZF)アブソーバーを、制動機構にハードな状況でも安定した制動力を発揮するbrembo製ベンチレーテッドディスクブレーキ(フロント:17インチ4ポッド対向キャリパー/リア:17インチ2ポッド対向キャリパー)を、SZグレード以上にオプション設定したことが訴求点。さらに、電子スロットルの出力特性を変更して、コントロール性のさらなる向上を図った。

 パワーユニットは基本的に従来と共通で、FA24型2387cc水平対向4気筒DOHC筒内直接+ポート燃料噴射D-4Sエンジン(最高出力235ps/7000rpm、最大トルク25.5kg・m/3700rpm)を搭載している。

 特別仕様車のGR86 RZ“40th Anniversary Limited”の内容に話を移そう。

 AE86の型式を冠した4代目カローラ・レビン/スプリンター・トレノの誕生40周年を祝い、また“ハチロク”を超える楽しさを追い求めていく意思表示として設定したGR86 RZ“40th Anniversary Limited”は、通常モデルのRZグレードをベースに、スポーティさと走行性能を高めるアイテムを鋭意組み込んだことが特徴である。

 まずエクステリアでは、クリスタルブラックシリカ塗装のアウトサイドドアハンドルやダークグレーメタリック塗装/センターオーナメント付7.5J×18アルミホイール(タイヤは215/40R18サイズ)を特別装備。また、販売店装着オプションとしてAE86の赤×黒・白×黒の2トーンを想起させる40周年記念サイドデカール(SINCE 1983 40THロゴ入り)や、通常モデルではボディ同色または素地のところ専用のクリスタルブラックシリカ塗装も選択可能としたGRトランクスポイラーを設定する。ボディカラーは当時のAE86の赤と白を想起させるスパークレッドとクリスタルホワイトパールをラインアップした。

 インテリアについてはブラック×レッドの内装色を基調に、AE86のヒストリーを感じさせる専用ロゴおよび加飾を多数組み込んだことがトピック。装備としては、ドアトリム(運転席・助手席ショルダーパッド部)に“SINCE 1983 40TH”と刻んだ40周年記念刺繍を追加したほか、レッドのステッチ(ステアリングホイール/シフトブーツ/パーキングブレーキレバー&ブーツ/シート/ドアアームレスト)とレッドのドアセンターオーナメント、キャストブラック塗装のインストルメントパネルモール(助手席側)、センターコンソール加飾(キャストブラック塗装ダイヤル式ヒータースイッチ/ピアノタッチスイッチ/オーナメント、ブラック仕上げVSC OFFスイッチ/走行制御モードスイッチ[AT]/TRACKスイッチ)、40周年記念GRフロアマット(販売店装着オプション)などを採用する。また、シートはブラック&レッドを基調とし、表皮にはウルトラスエード(ブラックパーフォレーション・ブラックアクセント)×本革を張った。

 機構面については、今回の改良で新たにオプション設定したSACHS(ZF)アブソーバーとbrembo製ベンチレーテッドディスクブレーキを標準で組み込んでいる。

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みんなのコメント

3件
  • l_w********
    BRZSTIスポーツと走りの違いがどれくらい出るのか気になる(・∀・)
  • yj1********
    FRとAE86にへばりついている。FFの良さやトレノにはAE92 101 111と継続され5バルブエンジンを誕生させスポーツカーを走らせてきたことなど忘れている。なんかAE86以降はなにもなかったような感じだ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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