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日産エクストレイルのライバルたち、6台の商品性をズバリ診断!

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日産エクストレイルのライバルたち、6台の商品性をズバリ診断!

1:三菱アウトランダーPHEV

基本骨格は共通。違いは電動パワートレイン

【最新モデル試乗】三菱アウトランダーPHEVが現在最良の選択肢と考える、これだけの理由

 エクストレイルとプラットフォームを共有し、高い完成度を感じさせる点も共通する。ただし方向性はそれぞれ。万人向けのエクストレイルに対し、アウトランダーは最新のPHEVシステムによる動力性能と、4輪統合制御による旋回性能の高さを積極的にアピールする味付け。さまざまな路面や走り方に対応するドライブモードを持ち、オフロードでも積極的に「攻めた」走りが楽しめる。エクストレイルが安定志向なのに対して、アウトランダーはドライバーズカーである。環境性能も優秀。ボディサイズは近いが、感覚としてはアウトランダーのほうが大きく重厚に感じられる。アウトランダーは三菱のフラッグシップ、あえてそのようにされたのかもしれない。

2:マツダCX-60

FR+直6搭載。マツダ初の本格プレミアム

 CXー60の特徴は、縦置きのFRベースである点と、直6ディーゼルが用意されている点。ガソリン直4のPHEVを含めエンジンの存在をあえて感じさせる設定だ。走りはかなり力強い。トルコンレスの8速ATを組み合わせるのも特徴。シャシーも手が込んでいる。フロントサスにダブルウィッシュボーン式を採用したほか、リアサスのジオメトリーを工夫したり前後の作動軸を揃えたりと独自の試みが多数みられる。ハンドリングは動きが自然で、前後バランスに優れる。内外装の上質感は、プレミアムを目指したCXー60が上。エクストレイルも頑張っているが、CXー60は価格が高い分、アドバンテージを感じる。マツダらしいこだわりを感じる1台だ。

3:トヨタRAV4

TheワールドSUV。多彩なラインアップで魅了

 RAV4は、現行型でいきなりイカツい雰囲気になった。見た目どおりオフローダーとしての機能は充実しており、荷室が広く車内の収納スペースも豊富に設定されている。PHEV/HEV/ガソリンが用意されており、4WD機構もそれぞれ3タイプが組み合わされる。コストパフォーマンスには定評があり、走りについても全体的にそつはない。ただし音や振動への配慮は「それなり」の水準。上質をテーマにしたエクストレイルとは趣を異にする。

4:ホンダCR-V

豊かな室内空間。多彩なオールラウンダー

 日本では弟分のヴェゼルに目が向きがちだが、北米や中国ではベストセラーSUV。完成度は極めて高い。このクラスでいちはやく上質なドライブフィールを実現したクルマでもある。e:HEVは2モーターならではの力強く静かでスムーズな走りが、1.5リッターガソリンは気持ちのよい吹き上がりが持ち味。ガソリン車は3列シートも設定されている。あまり4WDのイメージはないが、進化版のリアルタイムAWDの実力は侮れない。

5:マツダCX-5

優れた商品性。熟成のメカニズムが自慢

 現行モデルは2016年末デビュー。基本設計は古いが、改良を重ね洗練度を深めてきた。最新版はデザインもリフレッシュ。SUVテイストが強められ、アウトドア志向のユーザーに向けた「フィールドジャーニー」を新たに設定した。電動化はそれほど進められていないが、熟成された2.2リッターディーゼルや独自のベクタリング機構などはCXー5ならではの持ち味。走りは優秀。街乗りからアウトドアユースまでOKのオールラウンダーである。

6:SUBARUフォレスター

フラット4+4WD。頼りになる走破性能

 フォレスターは優れた走破性が魅力。シンメトリカルAWDを軸とするパッケージングは優秀だ。1st/2ndエクストレイルほどではないが、比較的スクエアなフォルムを採用する。現行型はマイルドハイブリッド化に着手する一方、EJ20ターボの再来を予感させる1.8リッターガソリン直噴ターボをラインアップ。まもなくSTIスポーツも発売される予定だ。アイサイトの完成度は高く、最新のドライバーモニタリングシステムを搭載する。

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みんなのコメント

12件
  • アウトランダーPHEVベースのデリカPHEVが、早く発売されないかな、、、
  • SUVといえば悪路走破制、制動制御、
    見た目の比較では何も意味がない、ここでの優劣はSUV本来の魅力で有る。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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