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フォルクスワーゲン アルテオン シューティングブレーク【3分で読める輸入車解説/2022年現行モデル】

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フォルクスワーゲン アルテオン シューティングブレーク【3分で読める輸入車解説/2022年現行モデル】

フォルクスワーゲン アルテオン シューティングブレーク TSI 4 モーション R ライン アドバンス(Volkswagen Arteon Shooting Brake TSI 4MOTION R-Line Advance)
現行モデル発表日:2021年7月13日
車両価格:692万1000円

トップレンジに登場した最上級のプレミアムモデル
アルテオンのマイナーチェンジを機にシューティングブレークが追加された。シューティングブレークは、プレミアムブランドが付加価値のひとつとしてバリエーションに加えるカテゴリーだ。同社のブランド価値の底上げを目的としたアルテオンのポジション固めに、シューティングブレークの投入はある種の必然を伴っていると言える。

SUVブームであっても、ゴルフやアルテオンなどのワゴンモデルを続々投入するフォルクスワーゲンの思惑

実車を前にすると、そのスタイリッシュな出で立ちに惚れ惚れとする。なだらかなルーフラインや大きく膨らんだリアフェンダーなど、静的な美しさと動的なアグレッシブさが見事に昇華されている。

後席使用状態なら、ラゲッジルームの容量はアルテオンとほぼ同じだ。容量ではパサートヴァリアントに敵わないが、随所にワゴンらしい使い勝手が盛り込まれており、ファストバックとは一線を画す。これだけ広ければまず困らないだろう。後席は2分割可倒式で、中央が抜けるから4人乗車時の長尺物積載にも対応できる。

アルテオンに対して優位なのは前後席の居住性だ。Bピラーより後ろは専用デザインで、ヘッドクリアランスは前席で11mm、後席では48mmも余裕が生まれている。ステーションワゴンとしての機能性は申し分なく、シューティングブレークを選ぼうかという人の期待にもしっかり応えている。

エンジンは、パサート系には設定のない272ps/350Nm仕様の2L直4ターボが搭載され、7速DCTと4モーション(フルタイム4WD)が組み合わされる。ゴルフ7の初期Rモデル並みのスペックといった方が、その実力を容易にご想像していただけよう。

アダプティブシャシーコントロール“DCC”を標準装備する足まわりもアルテオンに相応しく、よりダイナミックな走りを楽しめるように味付けされている。ハンドリングも、パサートの穏やかさとは異質で相当に俊敏だが、それでもあまり切れ味を鋭くしすぎないのはフラッグシップにふさわしい味付けだ。

写真で見ると、パサートヴァリアントをちょっとオシャレにしたクルマかなぐらいに感じるかもしれないが、実車の存在感は他のフォルクスワーゲン車とはケタ違いに大きい。ひと目見ただけで惹きつけられるものがあるので、ぜひ実際に確認してみてほしい。(文:岡本幸一郎)

フォルクスワーゲン アルテオン シューティングブレーク TSI 4 モーション R ライン アドバンス 主要諸元
全長:4870mm
全幅:1875mm
全高:1445mm
ホイールベース:2835mm
車両重量:1720kg
エンジン:2L直4ターボ
駆動方式:4WD
トランスミッション:7速DCT
乗車定員:5名
エンジン:直4DOHCターボ
総排気量:1984cc
最高出力:200kW(272ps)/5500-6500rpm
最大トルク:350Nm(35.7kgm)/2000-5400rpm
駆動方式:4WD
燃料・タンク容量:プレミアム・66L
サスペンション形式:前ストラット、後 4リンク
タイヤサイズ:245/35R20  
車両価格:692万1000円

[ アルバム : フォルクスワーゲン アルテオン シューティングブレーク TSI 4 モーション R ライン アドバンス はオリジナルサイトでご覧ください ]

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