燃費と排ガスの試験体制を万全に
ベントレーは現在、英国クルーの本社内に新しいエンジニアリング試験設備を建築している。2020年9月25日にはトップアウトセレモニー(日本でいう上棟式にあたる)が行われ、いよいよ本格稼働を間近に迎えた。
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新たな施設は、WLTPモードでの燃費試験や排ガス試験の拡張を目的とする。オープンは2021年を予定しており、2階建て4600平方メートル超の敷地内に、773平方メートルのオフィス空間、1550平方メートルの試験室を設置。試験室にはマイナス10度から40度の温度に対応するシャシーダイナモメーターを備える。
2023年までの電動化プロジェクトを後押し
また、ポータブルタイプの最新排出ガス測定システムも導入。実走行排出ガス(RDE=Real Driving Emission)を測るための専用ラボも設けるという。この施設を稼働することで、ベントレーはより迅速に最新のWLTP燃費及び効率試験の手順を社内で踏むことが可能になる。
ベントレーは2023年までにすべてのモデルへハイブリッド、または電気モデルを追加すると発表しており、新しい施設はその戦略を後押しする重要な武器といえる。
クルマだけでなく設備にも持続可能性を
エンジニアリング部門の役員、マティアス・ラーベ博士は次のように語っている。
「この新施設は、すでに業界をリードしている近代的な工場をさらに強化し、我々のモデルレンジの電動化を後押しします。さらに、独自のエンジンをテストするための独立性を確保することも可能になります」
ベントレーは本社及び本社工場の持続可能性や生物多様性について積極的に行動をおこしてきた。2019年には敷地内に100本の植樹を実施したばかり。今回のトップアウトセレモニーでは、同社役員自らが英国産のオークを植樹している。また、新しい試験設備の建設にあたっては、10本の果樹をクルーのフラッグシップショールーム「CW1 ハウス」の隣接地へ安全に移植したという。
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