無くなる前に乗っておきたかった原付一種スクーター!
皆さんこんにちは、高梨はづきです。 本日はスズキの原付一種スクーター『Let’s(レッツ)』をお届けしていくよー!
【画像】スズキの原付一種スクーター『Let's(レッツ)』の画像を見る(15枚)
改めて、原付一種は50cc以下のモデルのことを指すのだけど、今や原付一種を日本国内で見ることが少なくなってきたよね。
もう既に知っている人は多いだろうけど、本日お届けするレッツは、2025年11月に施行される新排ガス規制により生産終了がアナウンスされているんだって。排ガス規制問題や利便性、需要と供給のバランスなど見ると、50ccモデルをこれから先も作り続けるのは厳しいのが現状みたい。
だからなのか、もう作らなくなってしまうと聞くと乗りたくなっちゃうのよねー!…ということで記念に乗りたい気持ちを編集長に伝えてお願いしたら乗らせてもらえることに♪(スズキさんありがとうございます!)
恒例の足付きチェックから
シート高695mmは、わたしの身長(158cm)でまたがると膝が曲がるほど余裕があって、ベタベタに足が着くよ。50ccのスクーターで足がつかないってことはあまりないんだろうけど、かなり低い部類に入るから、これなら小柄な人が乗っても安心だね。
車重は70kgで取り回しも気楽な気持ちで扱えて、またがった状態で動かすのはもちろんのこと、押し歩きしても立ちゴケする不安なくスイスイ動かせたよ。バイクから離れる時にかけるセンタースタンドも簡単に行えたし、取り回しに気負わなくていいのはポイント高いよね。
レッツのタンク容量は4.8Lだよ。速度30km/hで走ると1リッターあたり53.4km走行できるみたい。
計算すると、一回の給油で約256km走行可能なんだね。東京からだと、スズキの本社がある浜松くらいまではいけちゃうかな? 原付一種は高速道路には乗れないから下道オンリーになっちゃうけど、日々のちょっとそこまで・通勤・通学など、燃費が良い分、少ない給油回数で過ごせそうだね!
では発進していこう!
ブレーキが安全装置となっているので、ブレーキレバーを握ったらスターターボタンを押すとエンジンがかかるよ。ドュルルルンと原付一種ならではの軽快な音と振動を感じながら、いざ出発!
アクセルを少しひねっても、遊びがあるのですぐには発進せず、手首が曲がるくらいまでひねってから動き始めたよ。余韻を感じながら、その後グイーンと伸びがあるように加速していくのがいいね。
今回は、通行人・自転車・配送トラックなどが道路脇に停車していて、雑多な感じが下町らしさを感じさせるような商店街で試乗をさせてもらったの。
少しゴチャついた道だったけど、自転車みたいにサラ~っと道路をスイスイ進んでいると、高校生時代に原付にはじめて乗った時の青春時代を思い出して楽しくなってきた。
足元のスペースは少し広めで、特に窮屈感もなく乗ることができた。
高身長の人や足が長い人はどうかなって思うけど、シートを後ろ気味に座ることで調節できるから、そこまで問題じゃなさそう。購入検討している人でそれでも不安な人は実際に座ってみた方がいいかもね。
とはいえ、レッツの歴史は1996年から登場して長期にわたって愛されているモデルだから、きっとその辺も日本人の体型に合わせて作られているんだろうし、乗れない人はいないと思うよ!
カーブ走行はというと、そこはスズキのロングセラー。不安なく、安定して曲がることができた。
Uターンも何の弊害もなくクルッと小回りできたし、トロトロ走ってもバランスを崩すことなく片足出せばすぐに支えられるから、軽さは正義だね。曲がる際に鳴るウィンカー音が、カッチカッチってレトロでかわいかったなぁ。みんなにも聞いて欲しい。
レッツの装備やデザインを見てみよう
レッツは、全体的に丸みがあって、尖ったところが見当たらないコロコロしたデザイン。
なんだか温かみがあって安心できるデザインだなぁと思っているんだけど、私的レッツのお気に入りポイントは、横から見た時のライトが丸く飛び出ているところ。丸々としたフォルムが特にお気に入りなんだ。
あとは、ヘッドライト・ウィンカー・テールランプが電球なのもいいね。メーターもアナログ式で最低限の表示でわかりやすいし、結局これだよねって感じ! レッツに最新式の高性能装備は求めないのだ!
レッツでお出かけする時は、シート下がスペースになっているからちょっとした荷物置きになるし、サクッとコンビニ寄った時はハンドル中央にフックも付いてるからすっごく便利。MT車とかに乗っていると、買い物しても危なくてハンドルとかに袋ひっかけて帰れないから、手軽さは圧倒的にレッツに軍配が上がるよ。
フロントインナーラック(ハンドル下の小物入れ)はU型になっていて、左右ペットボトル1Lサイズまで入る設計だから何かと便利だね! 車体は小さいけどただ乗れるだけじゃなくて収納のことも考えられているから、日常の小間使いにも嬉しいよね。
今、ほとんどのスクーターはシート下にメットが入らないものが多いんだよね。それは海外に利便性を寄せているからなんだって。
海外の人たちはそもそもヘルメットをバイクに置いていかないと聞いて、なるほどなって思った。シート下はメットインスペースではないんだよ。
ちなみにヘルメットホルダーが標準でついていないのも海外寄せの影響だね。私としてはヘルメット持ち歩くのは大変(めんどくさい)だから、シート下にはヘルメットを入れたい派。正直、ヘルメットホルダーはどのバイクにもついていて欲しいのよね。
レッツには、私のヘルメット(アストロGX)は入らなかったのでちょっと残念。でも仕方ないか。ヘルメットフックは付いていたから入らなくてもこれならとりあえずは大丈夫だね!
一年を通して、バイクに乗らない時期があったりすると、次乗る時にバッテリーが弱くなってセルスタートできない場合があるじゃない?レッツはもしバッテリーが上がってもキックスタートでエンジンスタート出来るからそれも利点だよね。
最後に、原付一種(50cc以下)で気をつけなくてはいけないのは、3車線以上の大きい道路走行などでは、2段階右折が必要になるということ。なので、いつも使う道の標識は事前にチェックしておくと良いかもね。見落としがちだから、レッツに乗る時は確認をおすすめするよ!
下町を走っていたら映画の『ALWAYS 三丁目の夕日』を思い出したな(レッツ販売時期と全然時代背景は違うけど)。みんなもレッツを見たら私のこの記事を思い出して、下町トロトロツーリングでもしてみてね。
…ということで本日はここまで! また8の付く日にお会いしましょ~♪
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
8年ぶり全面刷新! 日産新型「小さな高級車」登場! 全長4.3mに「クラス超え上質内装」とめちゃ“スゴいシート”採用! ちょうどイイサイズの「新型キックス」日本には来る?
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
「日高横断道路」は、なぜ幻の道となったのか? およそ半世紀越しの計画を凍結した理由。 【いま気になる道路計画】
もう待ちきれない! [新型GT-R]はなんと全個体電池+次世代モーターで1360馬力! 世界が驚く史上最強のBEVスポーツカーへ
「財布を忘れて帰ろうとしたら、免許不携帯で捕まりました。今取りに帰るんですよ。私が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「事実でしょ」「非常識」の声も…「うっかり」でも許されない理由とは
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
新車採用が「義務化」! でも後退時「バックモニター」だけで動くのは「危険すぎ」!? “カメラ”に映らない「死角」がヤバかった
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント