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「インポートVIP」は費用対効果バツグン! ジャガー「XJ6」の「やりすぎないけど目立つ」カスタムとは

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「インポートVIP」は費用対効果バツグン! ジャガー「XJ6」の「やりすぎないけど目立つ」カスタムとは

インポートVIPに注目

多種多様化するVIPカー業界において、現在、注目されている分野が輸入車である。これまでは国産高級車をベースにすることこそが王道であるとされてきたが、ここに来て他人と車種が被りたくないという理由から、高級外車にも目が向けられるようになったのである。今回は、そうした輸入車をベースとしてVIPカスタムを施したオーナーを紹介しよう。

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VIPカーの原点は高級輸入車!?

確かに時代を振り返って考えてみれば、VIPカーへの憧れは輸入車からはじまったと言える。VIPカーという呼び名が世に浸透する前の高級車といえば、輸入車こそが王道の時代だった。

そしてカスタムの分野では、当時メルセデツ・ベンツには、AMG、ブラバス、ABC、ロリンザーが、BMWにはシュニッツァー、ハルトゲといったチューナーズブランドが特別なクルマとして君臨し、憧れを抱かせる存在になっていた。

こうした特別なクルマへの憧れこそが、後の高級国産VIPカーを誕生させるきっかけとなり、ブームへと繋がったわけだ。そして現在、その原点回帰というわけではないが、巷で再び輸入車ベースのVIPカスタムが盛り上がりを見せようとしている。

今回紹介するジャガー「XJ6」乗りの“ゆきぐろ”さんも、そうした新たな展開でVIPスタイルの可能性を切り拓こうとする人物だ。これまでの車歴はY33グロリア、ワゴンR、C35ローレル、F50シーマと乗り継ぎ、そのすべてのクルマにカスタムを施していた。イジりやすさで言えば圧倒的に国産車ベースの方が良いに決まっている。

だが、昔と違って現在はワンオフパーツの技術も発達し、パーツに関してもそれほど困らない。ならば、輸入車をベース車として選んだ方がオンリーワンなカスタムカーを作り出せるというわけだ。もやは、国産VIPカーの世界は徹底的にボディリメイクを施さないと目立てない時代になっている。だが、インポートVIPカーというスタイルはライバルが少ない分だけアドバンテージがある。“ゆきぐろ”さんにとって、輸入車という選択はメリットしかなかったわけだ。

外しの美学としてのジャガー

インポートVIP界ではメルセデスやBMW、アウディ等をベース車として使うケースが多いが、そこもあえて外してジャガーを選ぶのもポイントだ。

見るからにエレガントなスタイルは、VIPカーとしてのカスタムとの相性も良い。そして、ジャガーXJシリーズといえば英国高級車の代名詞だけに、少しイジっただけでも特別な存在感を放てる。そんな狙いもあったわけだ。

“ゆきぐろ”さんのジャガーXJは、2003年式のX350である。グレードはスタンダードだが、よりスポーティ仕様となるXJR用グリルを装着。

フロントバンパー、サイドステップはワンオフ製作したモデルで、あくまでも純正スタイルを崩さない形でモディファイを加えた。がっつり下がった車高についてはエアサスを装着させて実現。もちろん、ジャガーXJ用のエアサスの設定はないので、純正サスペンション改エアサス仕様としてワンオフ製作したモデルであった。

また、シルバーのボディに映えるゴールドディスクの5本スポークホイールは、輸入車に履かせるホイールメーカーとして知られるヴァルド製19インチをセットしている。

落ち着いた雰囲気を与えつつも、VIPカーとして凄みの強調させた作り込みにオーナーのセンスを感じる。流行のオーバーフェンダーを装着をさせて、よりアピール性を高めることも出来るが、それはあえてやらない。なぜなら、インポートVIPはやりすぎなくても目立てるからだ。

国産車には出せない独特の存在感と風格。これがインポートVIPの魅力といえるだろう。

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文:Auto Messe Web 青木邦敏
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みんなのコメント

17件
  • このジャンルの世界では、それは言い過ぎだろ、どこが?っていうくらいに「純正風」「純正スタイル」「純正を崩さない」、「やり過ぎない」「ノーマル風」って掲げるよね。

    まさにそのモノ見る基準がおかしい。別にこのX350 XJに文句を言ってるのではない。それは個性やセンス、テクニックによるカスタムの世界だから。

    ただ、言ってること解説(それは記事書いてるメディアのこと)してることの感覚がおかしいのは間違いない。

  • ジャグワァをここまでビンボくっさく安っぽくするセンスには脱帽です(失笑)
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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