もくじ
ー ホットバージョンも充実
ー 新型S3、RS3 どうなる?
ー 5ドア・ハッチバック来年登場 サイズ拡大
ー フルEVは設定なし カブリオレは?
ホットバージョンも充実
次期アウディS3のプロトタイプが目撃された。A3シリーズは全11モデルにのぼる見込みで、ラインナップは2022年までに発表される予定だ。
今回目撃されたのは5ドア・ハッチバックモデル。現行と同じMQBプラットフォームを用いており、A3には4ドア・セダンや5ドア・リフトバックも用意される。リフトバックは5ドア・ハッチバックからスポーツバックの名前を引き継ぎ、5ドア・ハッチバックが無印のA3を名乗る。
これは現行では3ドア・ハッチバックで使われていた名前だが、3ドアは昨年既に生産を終了。ノーマルおよびS3のコンバーチブル・モデルも加わる予定だが、現行のラインナップと同じく、RS3のオープンモデルは登場しないだろう。
そのほかのボディにはS3とRS3が設定され、A3シリーズは計11モデルとなる。BMW 140iやもうすぐ登場するメルセデス-AMG A35は304~340psの範囲に収まっているため、S3もこの範囲と考えられ、330psになるという情報もある。
新型S3、RS3 どうなる?
現行S3とエンジンを共有するTTSと同じエンジン構成なら、新型S3にはガソリン微粒子フィルターが装備されることになる。
このエンジンはわずかにパワーは下がって306psだが、トルクは40.7kg-mと2.1kg-m増しになっている。またTTSには、6速マニュアルか7速デュアルクラッチが組み合わされている。
一方でRS3はパワーの増強が図られ、メルセデス-AMG A45に対抗して400psを超えてくると思われる。アウディは将来のプランについて固く口を閉ざしているが、RS3は引き続き、現行の2.5ℓの5気筒ユニットを搭載するのだろう。
アウディはA3に幅広く11モデルを準備することで、競合するメルセデス・ベンツのAクラス、そのセダン、CLAクーペ、さらには35や45といったAMGモデルに対抗する準備を整えている。
5ドア・ハッチバック来年登場 サイズ拡大
開発車両のスクープ画像を見る限り、新型A3のスタイリングはより幾何学的なフロントの処理や、シャープなテールライトなど、他のアウディと共通するデザインとなっている。
一方のインテリアは、アウディ・バーチャルコクピットを標準装備し、インフォテインメントスクリーンのサイズを2種類から選択できる。
新型A3は、まずは5ドア・ハッチバックが来年発売され、2012年のジュネーブ・モーターショーでデビューした現行モデルと入れ替わる。A3で最後に登場するモデルは5ドア・リフトバックで、登場は4代目A3のライフスパンの3年目にあたる2021年以降になると予想される。
通常のハッチバックは現行よりも全長、全幅ともに拡大。トレッドは変わらないものの、ホイールアーチがワイドになったことで全幅が拡大している。
A3セダンは新型メルセデス・ベンツAクラス・セダンの登場と合わせるように、2020年に登場する。
フルEVは設定なし カブリオレは?
新型A3には、1.0ℓ、1.5ℓ、2.0ℓのTFSIガソリン・エンジンか、チューニングの異なる3種類の2.0ℓTDIディーゼル・エンジンが搭載される。プラグインハイブリッドのeトロンも用意されるが、新型ではフォルクスワーゲン・パサートGTEと同じドライブトレインを搭載する。
一方で、電動モデルは登場しないという。アウディは2021年に、EV専用のハッチバックモデルを投入するからだ。これが登場するまでは、近日登場するQ4の電動モデルがアウディ最小のEVとなる。
A3カブリオレの販売台数はアウディの中では少ない方だ。
しかし、コンバーチブル市場の動向や、ビートルの生産終了でフォルクスワーゲン・グループのCセグメント・オープンカーが存在しない現状を鑑みるに、少なくとも新型が登場するのは確かだ。加えて、ハッチバックの登場後すぐに、コンバーチブルも登場する可能性が高い。
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