フォードは7月12日、“スピードの祭典”ことフェスティバル・オブ・スピード(FoS)が開催されている、イギリスのグッドウッドで、新型クロスカントリーラリーカー『フォード・ラプターT1+』を発表した。
フォード・パフォーマンスの長期的パートナーであるMスポーツとのコラボレーションによって誕生した『ラプターT1+』。このマシンは『フォード・レンジャーT1+』の後継型にあたり、2024年のダカールラリーで得られた知見を応用するとともに、より過酷なラリー・レイドの地形を克服するため、調整式フォックス・バイパス・ダンパーを備えた先進的なサスペンションを採用する。
カルロス・サインツSr.がフォードと契約。連覇懸かる2025年ダカールラリーはラプターで参戦へ
また、脚元には8.5インチ×17インチのアルミホイールに37インチのタイヤを装着し、フロントとリヤに355mmのアルコン製ベンチレーテッドディスクと6ピストンモノブロックキャリパーが組み合わされた。
スチール製スペースフレームとカーボンファイバー製ボディパネルで構成されたトラックの心臓部はコヨーテべースの5.0リッターV8だ。このエンジンには独自のドライサンプオイルシステムと、ダカールでのチャレンジのために設計されたチューンドエキゾーストが装備される。
オフロードでの安定性を向上させるワイドスタンスボディの全幅は2300mm。アプローチアングルは70度以上で、最低地上高は400mmとなっている。最低重量は2010kgだ。
大きく「FORD」と書かれたグリルで存在を主張するラプターT1+をグッドウッドでお披露目した、フォード・パフォーマンスのグローバル・ディレクターであるマーク・ラッシュブルックは「ダカールラリーのような過酷なレースに挑むことは、フォード・パフォーマンスの全員によって気の遠くなるような仕事だが、我々は挑戦を避けたことはない」と語った。
「この挑戦を受け入れるために、私たちはMスポーツとレッドブルという世界最高のパートナーと提携した。このプロジェクトにどれだけ真剣に取り組んでいるかを示すものだと考えている」
「フォード・ラプターT1+は、フォードのグローバル・オフロード・ビジョンの礎となるものだ。私たちは最高のものに挑み、地球上でもっとも過酷な場所で自分たちの力を証明したいと考えている。ラプターT1+から学んでいることは、バハ1000やフィンケ・デザート・レースでのストック・トラックとの競争だけでなく、私たちのラプターをお客様にとってより良いものにするためにも役立つことだろう」
すでに過酷なコンディション下におけるテストで1万kmを走破しているというフォード・ラプターT1+は、今年8月からダカールラリーに向けた実戦テストのフェーズに移行する。
レンジャーT1+で今年のダカールに挑んだナニ・ロマと、アウディの電動マシンを駆り61歳でダカールラリー通算4勝目をマークしたカルロス・サインツSr.がドライブするフォードの新型ラリーカーは、まず最初の1台が8月8~10日に開催されるバハ・ハンガリーで公式戦デビューを飾り、10月のラリー・デュ・モロッコでは2チームから2台が出走する予定だ。
そして、2025年1月4~17日にサウジアラビアで開催されるダカールにおいて、フルラインアップの4台体制が築かれ総合優勝に挑戦することになる。なお、追加のドライバーとナビゲータ、およびチームは今年後半にアナウンスされるという。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
【悲報】マジかよ!? ホンダ二輪スポンサーのレプソルが2024年限りで契約解消へ
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
どちらも優勝した人はサインツさんを含めて4人しかいません。
息子さんは…