今季アストンマーチンF1へと移籍したセバスチャン・ベッテルは、開幕2戦を終えた段階でチームメイトのランス・ストロールに匹敵する速さを見せることができていない。ストロールがバーレーンGP、エミリア・ロマーニャGPで共に予選Q3に進んだ一方で、ベッテルはそれぞれ18番手、13番手に終わっている。
またエミリア・ロマーニャGPでは、ベッテルに数々の災難が降りかかった。決勝レース直前にはストロールとベッテル共にブレーキがオーバーヒートを起こしてしまったが、ストロールはなんとかグリッドからのスタートを切ることができた一方で、ベッテルのマシンは修理が間に合わずピットレーンスタートに。さらに、レギュレーションで規定されているスタート5分前までにタイヤを装着できなかったことからペナルティまで受けてしまった。そしてレースでは、ギヤボックスにトラブルが発生したとして、レース終盤にガレージに戻ってレースを終えた(15位完走扱い)。
■ベッテル、ペナルティ決定の遅れに不満「アレはプロじゃない」スタート前の違反で22周目に罰則発表
アストンマーチンのチーム代表を務めるオットマー・サフナウアーは、イモラでの不運はベッテルに一切落ち度がないとして、ベッテルが自分自身を責めすぎたりはしていないはずだと語った。
「彼は大丈夫だと思う」とサフナウアーは言う。
「彼は自分自身に大きな期待をしている。そして彼はより良い自分になるためにたゆまぬ努力を続け、学びを深めていくことだろう」
「だがしかし、彼は自分を責めすぎたりはしていない。彼はこの悔しさを受け止めて、もっと速くなるという決意を確固たるものにしていくだろう」
「これに関して彼は全く悪くないが、不幸にも彼のリヤブレーキダクトやカバーに火が付いてしまった。もう少しでグリッド上で交換が間に合い、ピットレーンスタートやペナルティを回避できるところだった」
「この一件の後、彼には勝負権がなかった。それは彼の責任ではない」
今季はベッテルを含め数名のドライバーがチームを移籍したが、彼らは皆チームメイトに匹敵するパフォーマンスを発揮するのに苦しんでいる。サフナウアーは移籍組がマシンの限界を掴むにあたって、開幕前の走行機会が短すぎると主張していた。
「(昨年まで乗っていたマシンと)哲学が異なるのであれば、時間はかかるものだ」とサフナウアーは言う。
「我々のところからレッドブルに行ったチェコ(セルジオ・ペレス)とも話したんだ。レッドブルのマシンは我々のマシンと哲学が違うからね。すると彼も同じようなことを言っていて、マシンの性能を最大限引き出すための絶妙な感覚を掴むためには時間がかかると言っていた」
「それはとてもシンプルなことだ。マシンに乗っている時間が多ければ多いほど良い。セブはペナルティを受けたので、順位を争ったりすることはできなかった」
「しかしドライタイヤを履いてからは非常に良いラップタイムを記録していた。だから彼は調子を上げていると思うし、これからもより良くなっていくだろう」
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