オーナーが実体験で語る！ これからEVやPHVを買うなら覚えておくべき４つのこと

　覚えておくとカーライフの質が上がる

　動力として使用する電力を外部から充電することができるEVやPHEV。すでに多くのユーザーに愛されているリーフやアウトランダーPEHV、プリウスPHVなどに加え、ホンダeはMX-30のEVモデルも登場し、にわかに盛り上がりを見せている。

　そんなEVやPEHVを所有し、活用する上でしておきたいこと、覚えておきたいことをいくつかピックアップしてお伝えしたい。

　１）充電会員になる

　自宅でしか充電しないから、外部での充電会員にならなくてもいいと考える人もいるかもしれない。しかし、予想外の出来事で充電が完了していないタイミングで車両を動かさなければならなくなってしまうこともないとは限らないし、予定外の遠出が必要になることがあるかもしれない。

　そういったことを考えると、外部充電施設が利用できる会員にはなっておいて損はないだろう。そもそもほとんどの外部充電設備は会員でないと利用できないようになっており、緊急事態になってから申し込んでもすぐに使えるわけではないのだ（一部その場で登録できるものもあるが）。

　また、プランによっては年会費がかからず、使った分だけ料金が発生するタイプの会員カードも存在しているので、作っておいて損はないだろう。

　２）充電スポットを定期的にチェックする

　外部充電の利用が多いユーザーは自分の行動範囲内にある急速充電器をある程度把握している人も多いことだろう。しかし、充電設備の状態も日々変化しており、知らぬ間にもっと利便性の高い場所に設備が新設されていることもある。

　また、逆に設備の老朽化や施設そのものの閉鎖などによって廃止となる充電スポットも増えてきており、常に最新の情報を仕入れておくことで、充電スポットにたどり着いたのに充電できないという悲劇を防ぐことができる。

　一部アプリなどでは充電設備のある場所だけでなく、利用状況や実際に使用したユーザーの口コミなどが見られるものもあり、そういったものを上手く活用して無駄のない充電をしたいところだ。

　空調はガンガン使ってOK！

　３）譲り合いの精神を持つ

　EVやPHEVが増えてきたことによって、外部の充電設備でほかのユーザーとバッティングすることも増えてきた。多くの外部充電設備では、1階の充電は30分までに設定されており、充電をスタートさせたユーザーは30分間フルに充電する権利がある。

　しかし、電気自動車のバッテリーは満充電に近くなればなるほど充電できる量は減っていくため、充電待ちユーザーがいる場合は少し早めに切り上げるなど、譲り合いの精神を持つことが大切と言える。

　４）冷暖房はガマンしない

　航続距離が気になるEVは、消費電力の大きな冷暖房を使用することを躊躇してしまうユーザーもいるかもしれない。しかし、暑さや寒さをガマンしてまでわずかな航続距離を稼ぐくらいなら、快適な温度になるように空調をガンガン使ってドライブしたほうが健全だ。

　もちろん、大雪による立ち往生のようなイレギュラーな場合はその限りではないが、そのときは空調で暖を取るのではなく、シートヒーターと毛布を活用することで省電力で暖をとることができる。そのため、冬季のトランクには毛布を搭載しておくといいだろう。

Comments

いやいや、自宅に充電設備つけろ！
くらいは書いてほしかったな。遠出は諦めて寝てる間に充電。これがいちばんストレス少ない。充電カードなんぞは基本使用料のムダなので作ってない。
三菱ユーザーならバッテリー保証最終年に作ると吉。

クレジットカード等の手続きが面倒ですが、充電会員でなくても急速充電できるところが多いです。

ピュアEVならナビ上に充電スポットは常に表示されるものが多いと思いますし、充電スポットはアプリで充電器の出力や空き状況を調べる事が出来ます。

1年半くらい前から急速充電の料金が約3倍に跳ね上がったので、自宅に充電設備がない場合はピュアEVはお勧めしません。
EV走行距離は少なくなりますがPHVが安定だと思います。