バーレーンは、2025年のグランプリの開催時期が4月に変更されたものの、来年もF1のプレシーズンテストを開催する。プレシーズンテストは2月26日から28日までの3日間で、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われる予定だ。チームは現行のテクニカルレギュレーション下での最後のシーズンに向けて準備を進めることになる。
バーレーンがグランプリレースの伝統的な冬季テストを開催するのは、この3日間のイベントにより5年連続のこととなるが、そのようになったのは主に同国の気候と気温が安定しているからだ。これまでのプレシーズンテスト会場だったスペインのバルセロナ-カタロニア・サーキットは、これらの点でしばしば不都合があった。
F1が2025年シーズンのカレンダーを発表。全24戦、日本GPは第3戦として4月4~6日に開催へ
この4年間、バーレーンはF1のシーズン開幕戦を開催してきたが、2025年のカレンダーではそのスケジュールは変更される。バーレーンGPはラマダンとの重なりを避けるため、4月に開催されることになった。さらにサウジアラビアGPも通常の3月開催から変更され、開幕戦と第2戦はオーストラリア、中国のダブルヘッダーとなる。
プレシーズンテストはメルボルンでの開幕戦の2週間前に終了するが、2025年はF1が現在の3日間で構成されるテストを行う最後の年になる可能性がある。2026年に新しいテクニカルレギュレーションが導入されると、テストは6日間に延長され、チームは次世代のマシンとパワーユニットに適応するための時間を増やすことができると考えられている。
F1の持続可能性への取り組みと、2030年までのネット・ゼロ・カーボン目標に沿って、F1で使用される貨物の大部分はテスト後もバーレーンに留め置かれ、王国でのレース前の追加輸送の必要性が軽減されることになる。
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