スーパーGTの2022年シーズンが岡山国際サーキットで開幕した。開幕戦は82周の300kmレースで争われ、GT300クラスは56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rが優勝した。
前日に行なわれた予選では、ディフェンディングチャンピオンの61号車SUBARU BRZ R&D SPORTが速さを見せた。テストではトラブルにも悩まされていたが、ECUを昨年までの仕様に換装して信頼性を確保。コーナリングマシンとしての強みを存分に活かしてポールポジションを手にした。2番グリッドには、新田守男、高木真一の名コンビ復活となった96号車K-tunes RC F GT3が並んだ。
なお予選では、25号車HOPPY Schatz GR Supraが駆動系トラブルによって、5号車マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号がクラッシュによって予選タイムを記録することができなかったが、2台とも決勝グリッドの最後列に並ぶことができた。
天気に関しては予選と同じく快晴だが、気温は前日よりも上がっており、これによって各チームのパフォーマンスにどのような変化があるのか……注目される中、82周のレースがスタートした。
オープニングラップは61号車が順当に首位をキープし、2番手にはルーキーの大草りきが駆る10号車TANAX GAINER GT-R、3番手には56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rがつけた。その後もこのオーダーのまま、大きなギャップが開くことなくレースが進んでいたが、20周目には昨年の岡山戦ウイナーである56号車の藤波清斗が10号車の大草を交わし2番手に浮上した。
56号車の藤波の猛攻は止まらない。25周目にはペースの落ち始めた61号車の井口卓人を捉え、首位に浮上した。
GT300クラスは28周頃からルーティンのピットストップに向かうチームが現れた。上位陣では35周目に3番手を走る18号車UPGARAGE NSX GT3がピットインしたのを皮切りに動きが出始め、2番手の61号車も38周目にピットインした。しかし再始動に手間取り大きくタイムロス。クラスの中団に埋もれる格好となってしまった。
一方56号車は40周目にピットへ。藤波からジョアオ・パオロ・デ・オリベイラにドライバーチェンジし、ルーティンピットを終えたマシンの中では最上位でコースに復帰した。56号車の後ろには18号車、9号車PACIFIC hololive NAC Ferrariらがつけたが、肉薄するには至らず、56号車は十分なマージンを保って走行した。
そんな中、終盤には複数のアクシデントが発生した。96号車の高木はGT500クラスの24号車リアライズコーポレーション ADVAN Zと接触してしまい、フロントセクションにダメージ。ボンネットが半開きとなった危険な状態での走行を強いられた結果、1コーナー手前、イン側のウォールにヒットし、コースを横切ってアウト側のグラベルにストップした。この96号車を回収するため、68周目にFCY(フルコースイエロー)が出された。
2度目のアクシデントもまたしてもヘアピンで起きた。今回がレギュラー参戦初レースとなった7号車Studie BMW M4のアウグスト・ファルフスと、今回がデビュー戦となる55号車ARTA NSX GT3の木村偉織が接触。7号車がグラベルでストップしたため、再びFCYが出された。
56号車はそのままリードを保ち、トップチェッカー。昨年に引き続き岡山戦を制した。2位には18号車、3位には65号車LEON PYRAMID AMGが入った。ポールスタートの61号車は、最終的に10位フィニッシュに終わった。
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