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スーパーGT×J1の“三冠”制したニッサンが記念イベント開催。チャンピオンをファンに報告

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スーパーGT×J1の“三冠”制したニッサンが記念イベント開催。チャンピオンをファンに報告

 12月20日、神奈川県横浜市の日産グローバル本社ギャラリーで、2022年のスーパーGT GT500クラスでチャンピオンを獲得したTEAM IMPULの平峰一貴、GT300クラスでチャンピオンを獲得したKONDO RACINGの藤波清斗、そしてサッカーの明治安田生命J1リーグで2022年優勝を飾った横浜F・マリノスの4選手が出席し、『NISSAN presents チャンピオン記念トークショー─TEAM IMPUL|KONDO RACING|横浜 F・マリノス─』が開催された。

 まさにニッサンの一年と言えた2022年のスーパーGT。GT500クラスでは、新型Z GT500がデビューを飾り多くの話題を得るとともに、成績でも第3戦鈴鹿で初優勝を飾ると、第5戦、第6戦と年間3勝を達成。第5戦鈴鹿を制するとともに、シリーズを通じてポイントを重ね続けたTEAM IMPULの平峰/ベルトラン・バゲット組が最終戦の激闘を制しチャンピオンを獲得した。

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 一方GT300クラスでは、2020年もチャンピオンを獲得したKONDO RACINGの藤波/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rが、第1戦岡山を制した後もライバルも驚くパフォーマンスでポイントを落とさぬ戦いを続け、こちらも最終戦の激闘を制し2年ぶりのチャンピオンを獲得。ニッサンに2クラス制覇の栄冠をもたらした。

 そして、日産自動車がトップパートナーを務めるJ1横浜F・マリノスにとっても、2022年は忘れられないシーズンとなった。川崎フロンターレとの神奈川県勢同士の優勝争いは最終盤までもつれることになったが、これを制し2019年以来5回目の優勝を飾った。まさに2022年はニッサンにとって記憶に残るシーズンだったと言えるだろう。

 そんな一年を祝い12月20日、日産グローバル本社ギャラリーでF・マリノスサポーター、スーパーGTファンを集め行われたイベントでは、チャンピオンを獲得したカルソニックIMPUL Z、リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rも会場に登場。TEAM IMPULの平峰、KONDO RACINGの藤波、横浜F・マリノスから永戸勝也、喜田拓也、スーパーGT観戦にも訪れたことがあり、ニスモフェスティバルにもフェアレディZで訪れたという松原健、そしてJ1リーグの2022年MVPである岩田智輝が出席し記念のトークショーが行われた。

 先着200名限定となったこの日のイベントでは、選手6名の登場に続き、冒頭に日産自動車のアシュワニ・グプタ代表執行役最高執行責任者があいさつ。「横浜F・マリノスとニッサンのモータースポーツは我々のDNA。今季チャンピオンを獲ったことは、選手、スタッフ、そしてファンの声援によるものです。おめでとうございます」と今季の成績を誇り、花束が贈呈された。また、スーパーGTでの獲得トロフィー、J1王者に与えられるシャーレが紹介された。

 続いて行われたトークショーでは、横浜F・マリノスの4選手がシーズンを振り返り、その後平峰が今季のGT500を振り返った。「シーズン開幕前のテストから伸びしろを感じていて、これはいけるかもしれないと思いました。そんななか、限られた時間のなかで皆さんの努力のおかげで今季のチャンピオンが獲れたと思います」と平峰。

 また藤波は「ウエイトハンデが苦しいなか、シーズンを通してランキングトップを守れていましたが、最終戦は天国も地獄も味わいました。しかしこうして、皆さんとチャンピオンの喜びを分かち合えて良かったです」と語った。そして平峰、藤波、そして横浜F・マリノスの喜田の意見がすべて合ったのが「ファンの声援のおかげ」というもの。この日集まった多くのファンにも感謝を伝えた。

 トークショーでは、F・マリノスの選手からクルマの話も。アリヤが納車されプロパイロット2.0を満喫している永戸、そしてふだんはスカイライン400Rに乗っているが、フェアレディZを借りニスモフェスティバルに訪れたという松原は「本当に最高でした」とフェアレディZと初体験のニスモフェスティバルを満喫した様子。松原からはさらにドライバーふたりにニスモパーツへの質問も。

 そして開始から45分が過ぎようかという頃、日産自動車の星野朝子副社長から、MVPの岩田にサプライズが。星野副社長が「MVPですもんね。何か考えましょう!」というSNSで投稿を行っていたが、岩田にネイビーのニッサン・セレナがプレゼントされることになったのだ。2019年にF・マリノスの仲川輝人がGT-Rをプレゼントされたことがあったが、岩田がMVP受賞で「ここまで一緒に支えてくれた妻へ、あなたもMVPです」とコメントしていたことから、ファミリーカーのセレナが贈呈されることになった。

 サプライズに非常に驚いた様子の岩田だが、奥様へもリサーチ済みのチョイスと聞いてさらに驚き。プロパイロット2.0が搭載される最上位グレードのLUXIONとのことで、星野副社長からキーを笑顔で受け取っていた。

 サッカー、そしてスーパーGTと異なるスポーツのファンが一同に揃ってのイベントは、非常に新鮮なものとなった。

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みんなのコメント

1件
  • こういうことするからマリノスは“Jリーグらしくないチーム”だって言われるんだよな…。バカバカしい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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