ニーズに合わせた多彩なパワートレイン
迷う必要はない。この1台を手に入れるだけで、クラス最高の体験ができる。そんなモデルが各カテゴリーには存在する。
【画像】クラス最高の体験を叶える1台 BMW 3シリーズ(G20) 競合のA4とCクラス M3も 全120枚
コンパクトなファミリーカーなら、フォルクスワーゲン・ゴルフが良い。上質なオフローダーなら、ランドローバー・レンジローバーを選べば間違いない。プレミアムなDセグメント・サルーンの場合は、BMW 3シリーズだろう。
多くのニーズへ対応するため、2019年にモデルチェンジされた現行のG20型には、多彩なエンジンがラインナップされている。好燃費なプラグイン・ハイブリッド(PHEV)も選択可能だ。
英国では、ディーゼルターボで1番お手頃なのが、150psを発揮する2.0L直列4気筒の318d。余裕を感じられ、実燃費で殆ど変わらないのが190psの320d。3.0L直列6気筒で264psの330dや、340psのM340dも、パワフルな選択肢として用意されている。
ガソリンターボは2.0L直列4気筒で156psの318iのほか、183psの320i、257psの330iが用意される。3.0L直列6気筒のM340iは、ひと昔前のMモデルに迫る374psを誇る。
PHEVの330eは、2.0L直列4気筒に駆動用モーターが組み合わされ、システム総合で292psを発揮する。短距離ながら、電気の力だけでの走行も可能だ。
3シリーズの定評といえる高水準な走り
英国の場合、トリムグレードでベースとなるのがSEプロ。歩行者も検知可能な衝突被害軽減ブレーキに、オートライトとオートワイパー、前後のパーキングセンサー、バックカメラ、3ゾーン・エアコンなど内容は充実している。ホイールは17インチを履く。
ミドルグレードがスポーツプロ。アルミホイールは18インチに拡大され、ヒーター内臓のレザーシートが装備される。
Mスポーツを選べば、専用のスポーツ・サスペンションとブレーキを獲得。インフォテインメント・システムも、インターネット通信が可能なプロフェッショナル・コネクテッド・パッケージへアップグレードされる。
トップグレードが、Mスポーツプロ。ボディトリムがブラック・アウトされ、塗装は専用のメタリックカラーを選べるようになる。ややこしいが、さらにMスポーツプロ・パッケージを追加すると、アダプティブダンパーが組まれる。
BMW 3シリーズ・サルーンの定評といえば、なんといっても高水準な走り。コーナーでのバランスは秀逸で、グリップ力が活きるステアリングの反応はクイック。限界も探りやすい。
高速走行時でも風切り音は小さく、ロードノイズも最小限。アダプティブダンパーではないMスポーツ・サスペンションは少々硬い設定ながら、基本的に乗り心地も煮詰められている。
先代より拡大した車内空間
プレミアムモデルらしく、インテリアには高級感がある。堅牢に作られ素材は上質。ダッシュボードには、モニター式の鮮明なメーターパネルと、10.3インチのインフォテインメント用タッチモニターが埋め込まれる。操作系はシンプルで扱いやすい。
G20型では、車内空間が先代より拡大している。フロントシート側は、アウディA4やメルセデス・ベンツCクラスと同等とはいえ、リアシート側は3シリーズの方がひと回り広い。背もたれの角度もちょうど良く、長時間快適に座っていられるだろう。
荷室容量も充分。リアシートの背もたれは40:20:40の分割で倒せ、長い荷物も問題なく載せられる。
英国の中古車市場を見てみると、2019年式の初期型なら2万ポンド(約322万円)前後で狙える。2020年式でも、3万ポンド(約483万円)用意すれば大部分のエンジンやグレードを選べる。2021~2022年式は、3万5000ポンド(約563万円)ほどだ。
トリムグレードとスペック
Mスポーツプロ・パッケージ:Mスポーツを探すなら、Mスポーツプロ・パッケージ装備車が良いだろう。アダプティブダンパーを備え、3シリーズ最高の乗り心地を叶えている。優れた動的能力に、快適性も両立できている。
知っておくべきこと
G20型3シリーズの燃費は、ガソリンの318iや320iで15.4km/L、330iで14.3km/L、M340iで12.4km/Lがうたわれている。330eでは71.4km/Lに伸び、40kmから48kmを電気の力だけで走行可能となっている。
ディーゼルエンジンの場合は、318dと320dで20.9km/L。xドライブの320dになると、18.9km/Lへ落ちる。
G20型は、安全性試験のユーロNCAPで五つ星を獲得している。ドライビング・アシスタントプロ・パッケージを選択すると、ブラインドスポット・モニターなどの機能が追加され、安心感は一層高まる。
購入時に気をつけたいポイント
リコール
2019年3月から7月に製造された一部の3シリーズは、クランクケース・ベアリング・ブッシュの不具合によるリコールが英国では出されている。比較的重大な内容といえ、エンジンの載せ替えが必要になるため、BMWのディーラーで確認しておきたい。
2019年7月に製造された一部のモデルでは、リアシート中央のヘッドレストに問題がありリコールが出た。 2020年3月から9月の一部のモデルでは、溶接で生じた破片が残っていることで電気系統がショートする可能性があり、リコールが出ている。
信頼性
AUTOCARの姉妹メディアによる調査では、G20型のガソリンエンジン版の信頼性は、同クラスの26台中7位にランクインしている。しかし、ディーゼルエンジン版は26位に沈んだ。BMW自体は32社中16位と、信頼性は平均的といえる。
英国編集部の推しチョイス
ベスト:330e
G20型のPHEVとなる330eは、最もハイテクな3シリーズ。短距離移動が中心なら、定期的に充電することでガソリン代を大幅に節約できる。駆動用モーターでの洗練された走りも魅力だ。
ワイルドカード:M340i xドライブ
M3に次ぐパワフルな3シリーズ。374psを発揮する直列6気筒ターボエンジンが、0-100km/h加速4.4秒という圧巻の俊足を叶えている。このパワーを受け止めるため、四輪駆動のxドライブが標準となる。
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