KDDI、SF新チーム『KDDI TGMGP TGR-DC』のメインスポンサーに就任。人財育成を支える

　12月25日、KDDI株式会社は2025年シーズンより全日本スーパーフォーミュラ選手権（SF）に参戦する新チーム『KDDI TGMGP TGR-DC』のメインスポンサーに就任したと発表した。

　トヨタ／TRDエンジンの供給を受ける『KDDI TGMGP TGR-DC』は人財育成を目的として立ち上げられたチームだ。SFではモリゾウ氏（豊田章男トヨタ自動車会長）が立ち上げたROOKIE Racingが2020年シーズンから参戦し、『モータースポーツ起点のもっといいクルマづくり』に取り組んできた。

　それらの取り組みを通じ、エンジニアやメカニックの人財育成の仕組みがかたちになってきたことから、モリゾウ氏による企画監修のもと、片岡龍也氏をチーム代表兼監督に迎え、モータースポーツ現場の最前線で人財育成を担う新たなチーム、『KDDI TGMGP TGR-DC』が誕生することになった。

　既報のとおり、KONDO RACINGから移籍した小高一斗が28号車をドライブ。そして2025年シーズンがSFフル参戦初年度となる平良響が29号車のステアリングを握る。また、リザーブドライバーとして野中誠太の名もラインアップに加わっている。

　また、チームのオペレーションはTOM'Sが担当し、レーススタッフはTGM Grand Prix（TGMGP）というチーム体制となった。

「このたび、国内最高峰のレースシリーズであるスーパーフォーミュラに新たに参戦する『KDDI TGMGP TGR-DC』をサポートできることを大変光栄に思います」とKDDIの髙橋誠代表取締役社長CEOはコメント。

「KDDIはこれまでも国内トップカテゴリのツーリングカーレーススーパーGT『TGR TEAM au TOM'S』のメインスポンサーとして、モータースポーツのワクワクを多くのモータースポーツファンに届ける取り組みをサポートしてきました」

「次は『未来人財の育成』です。モータースポーツの最前線で人財育成を担う『KDDI TGMGP TGR-DC』を通じ、国内外のモータースポーツの未来を担う人財の成長と活躍の場の拡大をサポートしていきます」

　2025年の全日本スーパーフォーミュラ選手権は、3月7～9日に鈴鹿サーキットで開幕する。人財の育成を目指す新チーム『KDDI TGMGP TGR-DC』はどのような戦いを繰り広げるだろうか。

■KDDI TGMGP TDR-DC
・カーナンバー／ドライバー
＃28：小高一斗
＃29：平良響
リザーブドライバー：野中誠太

・チーム体制
企画・監修：MORIZO（ROOKIE Racingオーナー）
チーム代表兼監督：片岡龍也
オペレーション：TOM'S
レーススタッフ：TGMGP