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スズキからOEM供給を受けるマツダの軽スーパーハイトワゴン「フレアワゴン」が一部改良。安全装備の拡充や車体色の見直しなどを敢行

掲載 更新 4
スズキからOEM供給を受けるマツダの軽スーパーハイトワゴン「フレアワゴン」が一部改良。安全装備の拡充や車体色の見直しなどを敢行

マツダがフレアワゴンをマイナーチェンジ。先進安全装備のさらなる充実化や新ボディカラーの設定などによって商品力に磨きをかける

 マツダは9月3日、軽スーパーハイトワゴンのフレアワゴンの仕様変更を行い、同日より発売した。
車種展開は以下の通り。
ハイブリッドXG:2WD138万500円/4WD150万3700円
ハイブリッドXS:2WD152万4600円/4WD164万7800円
タフスタイル・ハイブリッドXS:2WD168万7400円/4WD180万7300円
タフスタイル・ハイブリッドXT:2WD185万200円/4WD197万100円
カスタムスタイル・ハイブリッドXG:2WD164万8900円/4WD177万2100円
カスタムスタイル・ハイブリッドXS:2WD176万4400円/4WD188万7600円
カスタムスタイル・ハイブリッドXT:2WD192万1700円/4WD204万4900円

スズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」がマイナーチェンジ。安全装備の拡充や新ボディカラーの設定などを実施

 フレアワゴンはスズキからOEM供給を受ける軽乗用車で、スペーシアの兄弟車に当たる。今回の商品改良は、安全装備の充実化や新ボディ色の設定などがメインメニューだ。まず安全装備では、夜間歩行者検知機能付きのデュアルカメラブレーキサポートとSRSカーテンエアバッグシステムを全車に標準採用。また、タフスタイルおよびカスタムスタイルの全車とハイブリッドXSのアップグレードパッケージ選択車にはアダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能付]を追加設定した。

 使い勝手の向上もセールスポイント。メーター内ディスプレイの拡大などにより、各種情報に対する視認性を引き上げたほか、ハイブリッドXGを除く全車のインストルメントパネル中央下部にUSBチャージャー端子(2口)を組み込む。また、ハイブリッドXSには運転席シートバックテーブルを追加設定。さらに、ハイブリッドXGを除く全車のフロントワイパーに時間調整機能を設定した。

 ボディカラーに関しては、ハイブリッドXSにシフォンアイボリーメタリック ツートーン(ホワイトルーフ)を、タフスタイル全車にクールカーキパールメタリック ツートーン(ガンメタリックルーフ)を新設したことがトピック。一方、従来設定していたチアフルピンクメタリック ツートーンとツールグリーンパールメタリック ツートーンはカタログから外れた。

 パワートレインは基本的に従来と共通で、発電効率に優れたISG(モーター機能付発電機)により減速時のエネルギーを利用して発電し、専用リチウムイオンバッテリーに充電して、その電力を活かして加速時にはモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドシステムを採用。そのうえで、自然吸気仕様のR06A型658cc直列3気筒DOHC12V・VVTエンジン(52ps/6.1kg・m)+WA05A型モーター(2.3kW/50Nm)とターボ仕様のR06A型658cc直列3気筒DOHC12V・VVTインタークーラーターボエンジン(64ps/10.0kg・m)+WA05A型モーター(2.3kW/50Nm)という2機種のユニットを設定する。トランスミッションには軽量化と高効率化を果たしたCVTを組み合わせ、駆動機構は2WD(FF)とフルタイム4WDの選択を可能とした。

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みんなのコメント

4件
  • マツダとスズキはポリシーも素晴らしい。
    しかしスズキさんは相変わらず良い隙間を上手くついてくる。
    人気のスーパーハイトワゴンに4WDのテイストを出してくるとは。
  • デュアルカメラブレーキサポート復帰嬉しいな。
    スズキはこれからも独立独歩で頼みますよ。
    冒険するスズキみたいな会社が無いとつまらない世の中になってしまう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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