中東カタール、ロサイル・インターナショナル・サーキットで開幕を迎えたMotoGPの2022年シーズン。MotoGPクラスの予選が行なわれ、プラマックのホルヘ・マルティンがポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの予選は、下位クラスとは異なり夜の帳が下ったあとに実施。多数の照明によって照らされてたコースで予選が行なわれた。
■マルケス、3年ぶりのタイトル狙い気合は十分、マシンにも自信アリ。でも「開幕戦で勝てたら夢のよう」
予選組分けでは、2021年王者のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)がQ1からのスタート。日本人ライダーの中上貴晶(LCRホンダ)も同じくQ1からの予選開始だ。
予選開始時のコンディションは気温23℃、路面温度26℃だ。
前年のMotoGP王者クアルタラロは、Q1最初のアタックで1分53秒654を記録。これが暫定トップタイムとなった。2番手には1分53秒705を記録したブラッド・ビンダー(KTM)が続いた。
中上も自己ベストを刻んで行くものの、前半のアタックでは5番手とQ2進出圏内には届いていない状況だ。
Q1後半のアタックではヨハン・ザルコ(プラマック)がトップタイムを更新する速さを示したが、ダリン・ビンダー(RNFヤマハ)の転倒によるイエローフラッグ時のタイムだったため、タイムが抹消されてしまった。
最後のアタックでは、ブラッド・ビンダーが1分53秒512までタイムを更新。トップタイムでQ1を通過した。2番手はクアルタラロで、2021年王者がQ1敗退という事態は避けられた。一方で中上は後半のアタックでタイムを縮めることができず、6番手でQ1敗退となった。
ポールポジションを争う予選Q2が開始されると、ジョアン・ミル(スズキ)がまっさきにコースイン。それを追ってマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がピタリとつけるなど、ポジション取りの駆け引きも見られた。
ミルの後でスリップストリームも活用しながらアタックを行なったマルケスは、1分53秒566をマーク。暫定トップとなった。
ただその他のライダーのアタックが続くと、ジャック・ミラー(ドゥカティ)、ポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ)、ホルヘ・マルティンらが次々とマルケスのタイムを超える速さで走行。暫定トップは1分53秒411を記録したミラーとなった。
Q2後半にコースへいち早く向かったのはフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)で、ここでもマルケスは後追いを選択した。
このふたりは最速タイムを更新するペースで走行。コントロールラインを通過すると、マルケスが1分53秒283をマークし、トップタイムを更新してみせた。
だがこの後、アタックに入っていたマルティンがそれを超える1分53秒011を記録。トップが再び入れ替わった。
最後のアタックではエネア・バスティアニーニ(グレシーニ)がセクタータイムでマルティン超えのタイムをマーク。トップタイム更新かと思われたが、1分53秒158と僅かに及ばず2番手タイムとなった。
最終的にポールポジションを獲得したのはマルティン。2番手にバスティアニーニ、3番手にマルケスというフロントロウの並びとなった。2列目にはミラー、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、ポル・エスパルガロが並んでいる。
Q1を突破して来たクアルタラロだが、Q2では11番手タイムとなり、決勝は4列目からのスタートが決まった。
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