クリスタル・ディスプレイ+マイクロLED技術
近年、クルマの装備やデザインで最も議論の的となっているテーマの1つが「タッチスクリーン」だ。その使い方や機能性はさまざまだが、一般的に上級車種になるほど大型で派手なタッチスクリーンが用いられる傾向にある。
【画像】スクリーンが回転? 縦にも横にもなるおもしろギミック【BYDドルフィンを写真で見る】 全37枚
自動車部品大手のコンチネンタルと、クリスタルガラスで有名なスワロフスキー・モビリティが共同開発したクリスタル・センター・ディスプレイは、マイクロLED技術によって「前例のないレベルの輝度」を実現するという。
現時点では単なるコンセプトだが、将来的にディスプレイ技術がどこまで進化するのかを期待させる。立体的な表面は、ガラスのカットと同様の特殊な研磨技術で作られている。
マイクロLEDを使用することで、まるで画像がクリスタル内に浮いているように見せる効果がある。ディスプレイ自体は透明のため、視界を妨げにくく圧迫感も少ない。
ディスプレイ表面にタッチスクリーンの機能を持たせることもできるようだ。
浮遊感のあるビジュアルは、AI搭載アシスタントにも適しており、ホログラフィックなヒューマノイドとの対話も想像に難くない。
今年1月に米ラスベガスで開催されたCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)では、マイクロLED技術が大きな注目を集めた。例えばサムスンは、超高輝度・高精細の透明ディスプレイを披露した。
後部座席でのエンターテインメント、計器類、あるいはフロントガラス内蔵型のヘッドアップディスプレイ(HUD)など、インテリアデザインの幅が広がりそうな技術である。
通常のLEDスクリーンと異なり、マイクロLEDディスプレイではダイオードが直接色光を発して画像を形成する。ちなみに、マイクロLEDはわずか数ミクロンの大きさしかなく、画像を構成する1つのピクセルに3個ずつ配置されている。
OLED技術も、LED自体が画像を作るという点で、マイクロLED技術と似ている。しかし、OLEDの発光部品は有機分子でできているため(そのため有機ELとも呼ばれる)、劣化が比較的早いという弱点がある。
マイクロLED搭載のクリスタル・ディスプレイはさまざまな可能性を秘めたアイデアだが、市販車に導入されるのはまだ先のようだ。まずは商業用の超大型スクリーンとして世に出ることになるだろう。
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