ロールス・ロイスはEV時代もスペックを語らない。CEOが語るスペクターが目指した「あるべき姿」

ロールス・ロイスはかつて、エンジンパワーをことさらに語らず「必要にして十分」とのみ記していた。今回、スペクターについてのインタビューでも、CEOはほとんど数字について触れることはなかった。電気自動車の時代になっても、彼らは彼らの流儀を守り続ける。その事実は、そんなところにも表れているようだ。

リリースに時間がかかった理由

ロールス・ロイスのBEV「スペクター」が登場するまでに、意外なほど長い時間がかかった、といえるかもしれない。

他社が次々とBEVを発表するのを横目に見ながら、満を持してのお披露目が2022年10月。

Comments

死ね

2023/8/06 11:40 違反報告
中国人です。ロールスロイスファントムEWBの中華仕様をオーダーさせていただきました。納車はだいぶ先にはなりますが、楽しみにしております。

私が子供の頃(1960年代)に読んだ車の本にロールスロイスの事が書いてあって、新しい機械は確実に安全が確かめられるまでは装備しない、それがロールスロイスの伝統だと言ってました。その当時は前ブレーキにディスクブレーキが装備され始めていた時代でしたがロールスロイスは旧式のドラム式ブレーキで、基本的に第二次大戦前に設計された車をそのまま販売していた。日本車でも四輪全部ドラムブレーキと言うのは軽自動車や商用車だったのでロールスロイスの全輪ドラムブレーキと言うのはさすがに古臭い感じがした。