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価格と程度のバランスが良いのは5年落ち! “一芸”をもったセダン&4ドアクーペも半額以下から狙える!

掲載 更新 10
価格と程度のバランスが良いのは5年落ち! “一芸”をもったセダン&4ドアクーペも半額以下から狙える!

2014年登場の輸入セダン&4ドアクーペはタレント揃い

車検前のタイミング、つまり新車登録時から3年後・5年後・7年後……に中古車物件が増えることが多い。

価格と程度のバランスが良いのは5年落ち! 高級化したクーペモデルを半額以下で狙えることも!

中古車を探す側としては、時間がたつほど物件数が増えて安くなるのはうれしいが、なるべく高品質の中古車を買いたいと思うところ。

そこで、値落ちと品質のベストバランスとしてオススメしたいのが5年落ち物件だ。

今から約5年前の2014年に登場したモデルの中から、今回は輸入セダン&4ドアクーペを紹介しよう。

昨年はトヨタのマークXが生産を終了。バブル期には月販売台数がカローラに次いで2位(当時はマークII)にも輝いたことのあるロングセラーセダンなのだが、現在は軽自動車やSUVに押されて、販売台数ランキングのベスト10にセダンが入ることはほとんどない。

一方、世界を見てみると、いまだに人気の高いモデルが存在する。それらを見ると、運動性能やプレミアム性の高さなど、他のボディタイプにはない特徴を有していることが多い。

つまり、今やセダンが売れるためには“一芸”が求められる時代なのだ。まるでアイドルの戦国時代みたいだけど、幸いにして今回紹介するモデルはタレント揃い。

しかも、中古車価格は新車時の半額以下から探せるようになってきた。見た目だけじゃない、彼らの魅力を早速見ていこう。

先進の安全機能が用意されたベビーSクラスメルセデス・ベンツ Cクラス(現行型)

Cクラスとなってから4代目。現行型Sクラスを小型化したようなルックスを備えるのは、祖である190シリーズと同様だ。

注目したいのはSクラスと同等の安全装備「インテリジェントドライブ」が用意されていること。衝突被害軽減ブレーキは当たり前、運転の負荷からドライバーを解放することで、安全運転につなげる先進安全機能だ。

「インテリジェントドライブ」は、2つのカメラ+6つのセンサーで先行車両や後方車両、対向車、歩行者などを検知し、状況に応じてアクセルやブレーキ、ステアリング操作のアシストも行う。いわゆる部分自動運転技術だ。

こうした革新的技術や走行性能が評価され、2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤーでは総合で2位、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

デビュー時に用意されたグレードは、最高出力156ps/最大トルク250N・mの1.6L直4ターボを積むC180/C180アバンギャルド、最高出力184ps/最大トルク300N・mの2L直4ターボを積むC200アバンギャルド、同じ2Lターボだが最高出力211ps/最大トルク350N・mのC250スポーツ。トランスミッションはいずれも7段ATだ。

2015年9月に2.1Lディーゼルターボ搭載のC220dが、同年12月にPHEVのC350eが追加された。

デビュー時新車時の車両本体価格は419万~644万円。

初期型の中古車はC180とC200が支払総額200万円以下から、C50は250万円以下から見つけることができる。いずれも新車時の半額以下から探せるのでお手頃だ。

5年落ち付近のCクラスを見てみる▼検索条件メルセデス・ベンツ Cクラス(4代目)×2014~2015年式×全国

日本の道路事情にピッタリなプレミアムセダンアウディ A3セダン/S3セダン(現行型)

兄貴分のA4や、そのライバルたるCクラス、3シリーズがどれもフルモデルチェンジのたびに大きくなっていった結果、誰もいなくなったコンパクトセダンのカテゴリーに、スパッと入り込んだのがアウディ A3セダンだ。

全長4465mm×全幅1795mm×全高1405mmというボディサイズは、日本の立体駐車場にも収めやすい。

その名のとおり、ハッチバックのA3スポーツバックのセダン版。つまりフォルクスワーゲンのゴルフとも縁戚だ。

ただし、A3はゴルフの上級車として位置付けされているとおり、A3セダンも、車内でスマホをWi-Fi経由でインターネットに接続できるアウディコネクトを用意するなど、“プレミアム”にふさわしい作り込みがなされている。

長らく「小さい=安っぽい」のが当たり前だった日本においては、新鮮なコンパクトセダンだ。

搭載されるエンジンは1.4Lターボ(1.4TFSI)と、気筒休止システムを備えた1.4Lターボ(1.4TFSI with COD)があり、前者の最高出力は122ps、後者は140ps。どちらもデュアルクラッチ7速ATと組み合わされる。

他に180psの1.8Lターボ×4WD×デュアルクラッチ6速AT(1.8TFSI クワトロ)と、ハイパフォーマンスモデルのS3セダンには280psの2Lターボ×4WD×デュアルクラッチ6速ATが用意された。

デビュー時の車両本体価格は325万~561万円。

例えば、1.4TFSIの中古車は支払総額120万円以下からと、こちらも初期型ならどのグレードも新車時の半額以下から見つけることができる。

5年落ち付近のA3セダン/S3セダンを見てみる▼検索条件アウディ A3セダン/S3セダン(初代)×2014~2015年式×全国

クーペの美しさはそのままに仕立て直した“4ドアクーペ”BMW 4シリーズグランクーペ(現行型)

3シリーズのクーペが4シリーズと名前を変えて登場したのが2013年。その翌年にリリースされたのが、4シリーズクーペのドアを4枚に仕立て直した4シリーズグランクーペだ。

セダン→クーペ→4ドアクーペと、なんだか先祖返りみたいだけど、全長・全幅・ホイールベースはクーペと同じ。あくまでも3シリーズセダンとは別物で、4シリーズのバリエーションのひとつというわけだ。

美しいクーペスタイルはそのままに、ドアが4枚になったことで後席の乗り降りがしやすく、加えてラゲージはクーペより35L広い480Lで、ハッチバックだから荷物も載せやすいと利便性が高い。

その他、衝突被害軽減ブレーキやナビゲーションシステム、リアバンパー下で足を動かせばトランクリッドが開く機能などが標準装備。

アダプティブクルーズコントロールもデビューの約半年後、2014年11月に標準装備されるなど機能も充実している。

デビュー時に用意されたエンジンは最高出力184ps/最大トルク270N・mの2L直4ターボ(420i)と、同245ps/350N・mの2L直4ターボ(428i)、同306ps/400N・mの3L直6ターボ(435i)。420iには4WDのxDriveも用意された。いずれも8速ATが組み合わされる。

なお2016年4月には、新開発の2L直4ターボ&3L直6ターボに切り替えられている。

デビュー時の車両本体価格は516万円~803万円。

中古車は直6モデルの435iでも支払総額300万円以下から探せるなど、こちらも初期型ならどのグレードも新車時の半額以下から見つけることができる。

5年落ち付近の4シリーズグランクーペを見てみる▼検索条件BMW 4シリーズグランクーペ(初代)×2014~2015年式×全国文/ぴえいる、写真/BMW、ダイムラー、アウディ

価格と程度のバランスが良いのは5年落ち! 高級化したクーペモデルを半額以下で狙えることも!

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みんなのコメント

10件
  • BMWは登録した瞬間にガクンと値落ちするので5年待つより登録しただけの新車同様のものの方がお得感あると思いますよ
  • 低走行だとお買い得感半端なし。

    でも欲しいスポーツモデルは古くなるほどお高く。。。((泣)
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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