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新型レンジローバー スポーツが日本での予約受注を開始

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新型レンジローバー スポーツが日本での予約受注を開始

ランドローバーが第3世代となる新型レンジローバー スポーツの日本における予約受注をスタート。160台限定モデルの「ローンチエディション」も設定

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2022年5月25日、次世代型ラグジュアリー・パフォーマンスSUVの新型レンジローバー スポーツの予約受注を開始した。合わせて、新型レンジローバー スポーツの日本発売を記念した160台限定の特別仕様車「ローンチエディション(LAUNCH EDITION)」を設定し、本年5月25日から6月30日まで注文を受け付け、予定台数を上回る申し込みがあった場合は抽選で販売すると発表した。

レンジローバー・ヴェラールの2023年モデルが日本での受注をスタート。黒基調のエクステリア装備を配した「エディション」が復活

車種展開は以下の通り
■通常モデル
レンジローバー スポーツS:1068万円
レンジローバー スポーツ・ダイナミックS:1119万円
レンジローバー スポーツ・ダイナミックSE:1261万円
レンジローバー スポーツ・ダイナミックHSE:1364万円
レンジローバー スポーツ・オートバイオグラフィ:1526万円
■特別仕様車レンジローバー スポーツ・ローンチエディション
ボディカラー:フィレンツェレッド:1708万6000円(販売台数40台)
ボディカラー:ジオラグリーン:1708万6000円(販売台数40台)
ボディカラー:ヴァレジネブルー:1708万6000円(販売台数40台)
ボディカラー:サントリーニブラック:1708万6000円(販売台数40台)

 レンジローバー・ファミリーの中で最もダイナミックなモデルと称されるレンジローバー スポーツの全面改良は、2013年4月以来、9年ぶりのことで、新型は第3世代に位置する。基本骨格には2021年10月に登場した5代目レンジローバーに続いて、ランドローバーの新しいアーキテクチャー「MLA-Flex(flexible Modular Longitudinal Architecture)」を採用。MLA-Flexは内燃機関やハイブリッドのほか、BEVにも対応しており、ジャガー・ランドローバーは2024年にはレンジローバー スポーツにBEVモデルを設定すると予告している。

 エクステリアに関しては、筋肉質なスタンスと張りのあるサーフェイス、パワフルで俊敏というレンジローバー スポーツのDNAを、余計なものを削ぎ落とすデザインアプローチでさらに昇華させたことが特徴。具体的には、フラッシュサーフェス化を進めた段差の少ないボディ面やグリーンハウス、短い前後のオーバーハング、シャープな造形のLEDヘッドライトとグリル、彫りの深いロアバンパー、新アレンジのサイドベント、切れ面のないリアコンビネーションとガーニッシュ、そして多彩なフィニッシュを選べる最大23インチのアロイホイールのデザインなどが目を引く。エアロダイナミクスも重視し、切れ目のないフラッシュサーフェスウィンドウやフラッシュドアハンドル、目立たないようにしたウエストレールフィニッシャー、レーザー溶接ルーフなどにより空気抵抗係数(Cd値)は0.29を実現した。また、ヘッドライトには130万個のデジタルマイクロミラーデバイスで構成するシグネチャーDRL&イメージプロジェクション付デジタルLEDヘッドライトを設定。新設定グレードのダイナミックには、専用のバンパーデザインとロアフィニッシュをはじめ、サテングレイのアロイホイール、サテンコッパーのアクセント(ボンネット、サイド)、マットグラファイトアトラス(フロントグリル、レタリング)などを採用する。
 ボディサイズは全長4946×全幅2209(ドアミラー含む)×全高1820mm、ホイールベース2997mmと、従来モデルよりやや大きいディメンションに設定。ボディカラーはフジホワイト、サントリーニブラック、フィレンツェレッド、ボラスコグレイ、アイガーグレイ、ポルトフィーノブルー、ランタオブロンズ、ギオラグリーン、ヴァレジネブルー、オストゥーニパールホワイト、カルパチアングレイ、シャラントグレイ、ブリティッシュレーシンググリーン、リグリアンブラック、フラックスシルバー、エーテルフロストシルバー、ベロシティブルー、コンステレーションブルー、イオニアンシルバー、サンセットゴールド、アメジストグレイパープル、ペトロリックスブルー、トルマリンブラウン、サンギネロオレンジ、サンライズカッパー、アイシーホワイトのほか、SV BESPOKEサンプル照合カラー、リキッドバーミリオンレッドラッピング、リキッドヴァレジネブルーラッピングをラインアップした。

 内包するインテリアは、ランドローバーの伝統であるコマンドドライビングポジションを踏襲しながら、最新の感覚で洗練性と躍動感を表現したことがトピック。アクセントとして、ノーブルやムーンライトのクロームパーツも組み込む。シート表皮にはサステナビリティにも配慮したウルトラファブリックス(Ultrafabrics)のほか、上質な触感のグレインレザーやウィンザーレザー、セミアニリンレザーを用意した。
 機能装備も進化する。インパネセンター部にはハプティックフィードバック(触感)機能付きの13.1インチフローティング式フルHDタッチスクリーンを配置。合わせて、Amazon Alexaに対応する最新のインフォテインメントシステムのPivi Proを装備する。さらに、13.7インチのインタラクティブドライバーディスプレイ、ヘッドレスト内蔵スピーカー4個を含む29個のスピーカーを組み込んだMERIDIANシグネチャーサウンドシステム、各ホイールアーチの内側に取り付けたマイクが騒音を検出してデジタルプロセッサーが騒音と逆位相の信号を生成する第3世代のアクティブノイズキャンセレーション、PM2.5フィルターやナノイーXなどイオン化テクノロジーを用いた最新クライメートシステムの空気清浄システムプロ、乗員の気分に合わせて30色から選択できるプレミアムキャビンライティングなどを採用し、室内の快適性を大きく向上させた。

 パワーユニットについては、本国では“INGENIUM”3リットル直列6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン+電動モーター+リチウムイオン電池で構成するPHEVのP440eとP510e、48Vマイルドハイブリッドテクノロジー(MHEV)を採用した3リッター直列6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジンのP400、4.4リットルV型8気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジンのP530、3リットル直列6気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジンのD250とD300を用意するが、このうちのD300をまず通常モデルとして導入する。MHEVを採用した2997cc直列6気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジンは、最高出力300ps/4000rpm、最大トルク650Nm/1500~2500rpmを発生。トランスミッションには電子制御式8速ATを組み合わせ、駆動機構には最新のインテリジェントオールホイールドライブ(iAWD)を採用して、オンロードとオフロードを問わず、ダイナミックな走行性能を確保する。また、スイッチャブルボリュームエアスプリングを組み込んだダイナミックエアサスペンションや4輪操舵機構のオールホイールステアリング(AWS)、48V駆動の電子制御アクティブロールコントロールシステム、ブレーキバイワイヤ技術を採用したアクティブブレーキクーリングテクノロジー、高度なオールテレインテクノロジーであるテレインレスポンス2、ツインバルブモノチューブダンパーを配したアダプティブダイナミクス2システム、トルクベクタリングバイブレーキング付きの電子制御アクティブディファレンシャルなどの最新機構を設定した。

 特別仕様車のローンチエディションに話を移そう。
 パワーユニットには、通常モデルでは未設定のP400を搭載。48Vマイルドハイブリッドテクノロジー(MHEV)を採用した2996cc直列6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジンは、最高出力400ps/5500~6500rpm、最大トルク550Nm/2000~5000rpmを発生する。トランスミッションには電子制御式8速ATを組み合わせた。

 外装については、ブラックエクステリアパックやグロスブラックフィニッシュの23 インチ“スタイル5135”アロイホイールを標準装備。ボディカラーはフィレンツェレッド、ジオラグリーン、ヴァレジネブルー、サントリーニブラックの4タイプを設定した。

 内装に関しては、フィレンツェレッドとジオラグリーンにライトクラウド/エボニー、ヴァレジネブルーとサントリーニブラックにエボニー/エボニーのインテリアカラーを採用。また、機能装備としてフロントセンターコンソール急速クーラーボックスや空気清浄システムプロ、Wi-Fi接続(データプラン付)、オンラインパック(データプラン付)を、先進安全運転支援システムとしてアダプティブオフロードクルーズコントロールを標準で組み込んでいる。

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みんなのコメント

14件
  • カッコいいですね!

    田舎じゃ庭付き一戸建て中古住宅が買える(笑)
  • この超モダンな内外装デザインは、場末スナック内装のレクサスには未来永劫追いつけないだろう
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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