もくじ
ー NEVSから多額の投資
ー 新スーパーカー 約1億円に
ー 販売台数 100台前後を目指す
ケーニグセグ、EV版サーブの「NEVS」と提携へ ハイパーカー開発を加速
NEVSから多額の投資
ケーニグセグは、新たな顧客を惹き付けるべく、従来よりも安価で量産向けの新型モデルを計画している。同社を率いるクリスチャン・フォン・ケーニグセグCEOによると、その発表は来年に予定されており、それからすぐに生産が始まるという。トップ画像は、AUTOCARが描いた予想イラストだ。
このスウェーデンのハイパーカー・メーカーは今年初め、中国資本のニュー・エレクトリック・ヴィークル・スウェーデン(NEVS:サーブ・ベースのEVを製造している会社)から約186億円の投資を受けた。そのため、現在は今まで以上に多額の資金を活用することが可能だ。
資本提携では、NEVSがケーニグセグの株20%を取得して筆頭株主となり、さらに多くの資金を「まだ手が付けられていない新しいセグメント」のプロジェクトを開発する合弁事業に投資することになっている。
この契約によって新しいモデル・シリーズを開発するための資金を確保したフォン・ケーニグセグは、「われわれはさらに多くの体力と仕事を得ました。これはわたしが求めていたことです」と語った。
これまでAUTOCARが得た情報によると、同社の中期計画には、同社の現行ラインナップと比べて安価な新型スーパーカーが含まれている。
新スーパーカー 約1億円に
同社の中期計画には70万~80万ポンド(約9800万~1億1200万円)の新型スーパーカーを生産・販売することが含まれている。この価格帯は、現在のラインナップで最も安価なモデルであるレゲーラの半分以下だ。
新型スーパーカーは2年前から開発が行われているが、NEVSとの提携は開発ペースを引き上げることが可能になり、2020年の前半には発表できる見込みとなった。
正確なスペックはこれから明らかになるが、おそらく実績のある5.0ℓV8ツインターボ・エンジンに、何らかの電動化を組み合わせたものになるだろう。
それと合わせて、ケーニグセグが傘下に収めるフリーバルブAB社が開発したフリーバルブ・システムも採用されると考えられる。この技術は吸気および排気バルブを、カムシャフトを使わずに自在に制御できる。それによって燃料消費と排出ガスを削減し、パフォーマンスを向上させることが可能になるのだ。
販売台数 100台前後を目指す
他に複数のモデルが進行中だが、詳細は不明だ。これらの開発と製造はスウェーデンのエンゲルホルムにあるケーニグセグの施設で行われている。ここには新たに最終組立工場も建設される予定だ。
しかしながら、NEVSは旧サーブの資産を所有しているため、トロルヘッタンにある研究開発施設で生産が行われる可能性もある。
とはいえ、新たな投資と野心がケーニグセグを大量生産メーカーに変えると思ったら間違いだ。昨年わずか18台だった生産台数が、安価な新型車の投入によって、数年後には100台前後に拡大するというのが同社の目指しているところである。
これから登場するモデルの評価次第だが、長期的にはその数字が4桁に達することも考えられる。
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