最新版はフルモデルチェンジに匹敵するリファインを実施
最近は新型車に注目が集まりがち。モデルライフ8年目で2度目のマイナーチェンジを受けたモデルなど、目立たなくて当然だ。けれどもレクサスのスポーツサルーン、ISは別格。クルマ好きの琴線に触れる高い完成度の持ち主である。
レクサスのハイパフォーマンスクーペ「RC F」が一部改良を実施
最新モデルは、ほぼすべてのボディパネルを刷新。フロントメンバーのスポット打点追加、Cピラーからルーフサイドにかけての構造最適化など、各部を徹底的にリファインした。改良内容は、ほとんどフルチェンジ級だ。
なぜマイナーチェンジと表現するのか? それはプラットホームが従来と共通だからだ。そもそもISは、最新プラットフォームを“使いたくなかった”らしい。レクサス(そしてトヨタ)のFR用は今のところ一つしかない。LSやクラウンなど大型モデル向きのGA-Lである。GA-LはミドルクラスのISには最適とはいえない。かといって新規にプラットフォームを起こすのは難しい。グループや関連企業とのシナジーを狙うとしても一朝一夕ではいかない。結局、従来からのNプラットフォームを使ってのビッグマイナーに収まったというわけだ。
ISの改良は、志の高いマイチェンである。いわゆる化粧直しとは真逆。結果的に最新ISは欧州製プレミアムFRモデルに勝るとも劣らぬ仕上がりとなった。
ハイブリッドはスムーズさが印象的。2リッターターボも好印象
ラインアップは多彩。2.5リッター直4+モーターを組み合わせたハイブリッドの300h、2リッター直4ターボ(245ps)の300、そして3.5リッターV6(318ps)の350の基本3グレードに、バージョンLやFスポーツというトリムを組み合わせる。300hには4WDも設定されている。
販売メインはもちろんハイブリッド系。6割以上のユーザーが選んでいる。300hの走りはレクサスらしくスムーズだ。電気モーターならでは鋭い加速フィールと、重さを感じさせないハンドリング性能、そして落ち着いたGTパフォーマンスが融合。魅力に溢れている。
個人的なイチオシは4気筒のガソリン車、300だ。中でもFスポーツの完成度は抜群。比較的コンパクトなボディと245psのターボパワー、そして適切な前後重量配分が素晴らしい。正統派スポーツサルーンらしい走りを披露する。すべての動きが自然で嫌味なところがなく、しかもバランスがいい。ずば抜けた点はないが、それがかえって奥深く、飽きのこないドライブフィールをもたらしていた。じっくりと味わいたいレクサスの筆頭である。
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みんなのコメント
違うし、消費者もそれを分かって好きなのを
選んでる訳だから凌駕したしないはどうでも
良いのでは。
トヨタ車は80点主義だと仮定すればレクサスは
90点主義。欧州車は特化してる部分は100点でも
犠牲にしてる部分は80点だったりする。
批判し合っても意味が無いので好きなのを買えば良い。