MotoGP第8戦オランダGPのMoto3クラス予選が行われ、SIC58 Squadra Corseのニッコロ・アントネッリがポールポジションを獲得した。
日本人ライダーが多数エントリーしているMoto3クラス。今戦は日本人ライダー5人が揃って予選Q2へ直接進出を決めており、上位グリッド獲得が期待された。
■ MotoGPコラム:“和製イタリア人”鈴木竜生。「打ち解ける力」が躍進の鍵
■Q1:ダラ・ポルタがトップで通過。オンジュも好調
Q1組にはポイントランキング2位のロレンソ・ダラ・ポルタ(Leopard Racing)や、ジャウマ・マシア(Bester Capital Dubai)、ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)といった有力ライダーも含まれた。
セッションはダラ・ポルタとチームメイトのマルコス・ラミレスがランデブー走行で真っ先にコースイン。他のライダーも3分が過ぎる頃には全員が出走した。
まずはアロンソ・ロペス(Estrella Galicia 0,0)が1分41秒966でトップタイムとし、そこにマシア、ベルト・アレナス(Sama Qatar Angel Nieto Team)、ダラ・ポルタが続いた。
残り8分、アタック中のマクフィーがターン10で転倒。マクフィーは再スタートを切ったが、その後ピットへと戻った。そして残り2分の段階でなんとか再度のコースインを果たした。
最後のアタックに各ライダーが入ると、ラミレスが1分41秒943でトップに浮上し、ジャン・オンジュ(Red Bull KTM Ajo)が3番手に割って入った。
チェッカーフラッグが振られた後、最後のフライングラップでダラ・ポルタがタイムを1分41秒652まで縮めて首位に浮上。それを上回るライダーは現れず、トップでQ1通過。
Q1通過はダラ・ポルタ、ラミレス、ロペス、オンジュの4名となった。
■Q2:鳥羽海渡、PP逃すも2番手。鈴木竜生も4番手を確保
ポールポジションを決する予選Q2は気温29℃、路面温度40℃のコンディションでスタート。
各ライダーがタイミングを図りながら周回を続けるが、残り10分を切るあたりでアタックラップに入り始めた。
まずは鳥羽海渡(Honda Team Asia)が1分42秒271でトップタイムにつけるが、Q1の予選タイムを考えるとまだタイムアップの余地があるタイムだ。
残り7分、Q1を突破してきたラミレスが1分42秒216と鳥羽のタイムを上回り首位に浮上した。
鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が、残り5分のところで1分41秒924をマーク。トップタイムを更新するも、すぐ後ろを走っていた鳥羽が1分41秒376と更に速いタイムを記録してトップを奪い返した。
タイヤ交換を済ませたライダーたちがラストアタックに入るが、ヤコブ・コーンフェール(Redox PruestelGP)が1分41秒742で2番手に割って入った。
チェッカー後のラストアタックでは、各車が続々とタイムを更新。中でもニッコロ・アントネッリ(SIC58 Squadra Corse)が1分41秒232を叩き出し、鳥羽のトップタイムを奪い、ポールポジションを獲得した。
2番手は鳥羽。惜しくもポールポジションを逃す格好となった。3番手はトニー・アルボリーノ(VNE Snipers )となった。
残る日本勢は鈴木が自己ベストを更新して4番手、小椋藍(Honda Team Asia)は6番手となった。真崎一輝(BOE Skull Rider Mugen Race)はラストアタックで惜しくも転倒。タイムを更新することができず15番手となった。
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