WEC(世界耐久選手権)、スーパーGT、D1グランプリなど、モータースポーツのトップカテゴリーで鍛え抜かれた最先端のテクノロジーを惜しみなく市販モデルにフィードバックするレイズ。企画、開発、製造、検品に至るホイール作りのすべてのプロセスで自社一貫体制にこだわる、メイドインジャパンをさらに深化させた「オールインハウス」を徹底し、ユーザーニーズや時代のトレンドを反映した、確かなクオリティの製品をユーザーの元へ届けている。
いつの時代もカーライフを「足元」から彩ってきたレイズホイール。デザインと性能を突き詰めたホイールの「今」を共有するために、レイズユーザーが集い、交流を深める初めてのイベント「レイズファンミーティング」が開催された。
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レイズホイールを履かせた愛車自慢、イベントの模様をSNSで発信・拡散、憧れのレイズホイールを見て、触れるなど、楽しみ方はさまざま。3年ぶりに開催され、2万4000人以上の来場者でにぎわったモーターファンフェスタ2022と同時開催で、富士スピードウェイの特設会場にユーザー自慢のレイズホイール装着車が全国各地から集結した。
参加資格はレイズホイール装着車のオーナーであること。エントリー費は無料で500台限定だったが、応募開始から1日半で上限に達し、急遽700台に参加枠を増やしたものの、すぐにいっぱいになるという人気ぶりだった。
メインステージでは鍛造ホイール1台分の贈呈や、4分の1スケールのTE37、レイズ×セイコーの腕時計(どちらも非売品)など、マニア垂涎のアイテムが当たる総額100万円分の大抽選会が行われた。
ステージ横には新作モデルを中心に多数のホイールが展示され、レイズオフィシャルグッズの販売、レイズホイールを装着したショップ&メーカーのデモカー、レーシングカーの展示など、レイズファンを喜ばせるコンテンツが盛りだくさん。
レイズホイール装着車の「お祭り」になった会場を巡り、オーナーにレイズホイールを選んだ理由や、カスタムのこだわりを聞いてみた。
オーナー:タクミさん
車種:ホンダCR-Z
ホイール:グラムライツ57エクストリーム レブリミットエディション
ホイールサイズ:18×9.5J インセット13
タイヤサイズ:255/35R18
土曜日の22時に仕事を終え、愛媛から夜通し走って翌朝富士スピードウェイに到着したタクミさん。CR-Zは1年前に知人から譲ってもらい、マツダのソウルレッドでオールペン。ホイールは「反り具合」と赤いリムの差し色が気に入っているグラムライツの57エクストリーム・レブリミットエディション。CR-Zに履かせるにはキツいサイズなので、わざわざワイドフェンダーにして車幅内に収めたほど。
CR-ZはHKSのGTスーパーチャージャーを装着した「通勤快速仕様」で、これ以外にもR34スカイラインのセダン、GK5フィットを所有しているが、どちらもボルクレーシングTE37を装着してサーキット走行を楽しんでいる。レイズホイールの魅力は愛車をカッコよく飾れるデザイン性と、サーキット走行に耐える強度と軽さ。鋳造で軽さを極めたグラムライツも18インチなのに片手で持てるほどで、コストパフォーマンスの高さに惚れ込んでいる。
オーナー:トシミツさん
車種:スバルWRX STI
ホイール:ボルクレーシングTE37 SAGA YR-Version
ホイールサイズ:18×9.0J インセット39
タイヤサイズ:245/40ZR18
レガシィから熟成の域に達したEJ20ターボに乗りたくなり、3年前にWRX STIに乗り替えた。WRXにTE37の組み合わせは定番だが、純正サイズのタイヤを履かせようとするとフェイス1やフェイス2の反り具合が小さい仕様しか選べなかった。
「ホイールをどうしようかと思案していたところにお世話になっているショップ(YRアドバンス)から『オリジナルホイールを作る』と聞かされて。サイズもカラーもカタログモデルには設定のないショップオリジナルで、迷わずゴールドを選びました」というトシミツさん。やはりWRブルーパールにゴールドホイールはよく似合う!
オーナー:ゆーな@いろはすおじさん
車種:スバル フォレスター Xブレイク
ホイール:TEAM DAYTONA F6 boost
ホイールサイズ:16×7.5 インセット32
タイヤサイズ:LT245/70R16
フォレスター以外にもインプレッサワゴン、スバル伝統の4気筒スーパーチャージャーを搭載するステラ リベスタSを所有する生粋のスバリスト。フォレスターの車高はショップ(ロードハウス)で施工してもらった5インチアップで迫力満点。YAKIMA(ヤキマ)のルーフキャリアやヒッチキャリアを装着し、アウトドアムード満点。「本当は背面タイヤにしたかったけれど、実用性を損うので」ということで、ヒッチキャリアにスペアタイヤを載せている。この仕様で奥さんが普段の足に使っていて、保育園の送り迎えもこなしているというのだから恐れ入る。
レイズホイールに魅せられたきっかけは、初めてのマイカーに購入した中古車にたまたまレイズホイール(グラムライツ57ゲイナー)が装着されていたから。デザインや軽さへのこだわりに共感し、レイズファンになった。
オーナー:田村 淳さん
車種:トヨタ ノア ハイブリッド
ホイール:TEAM DAYTONA F6 boost
ホイールサイズ:16×7.0J
タイヤサイズ:195/65R16
SUVとワイルドなデザインのチームデイトナの組み合わせはスタンダードだが、ミニバンは珍しい。あえて変化球でインパクトを狙った田村さんが履くのは、ビードロックリング風のモチーフと骨太のクロススポークが力強いF6ブースト。
「マルチピースっぽく見えて、じつは鋳造1ピースで軽いのがポイントです」と田村さん。ホワイトレターのTOYOオープンカントリーとの組み合わせもキマっている。足まわりはTRDの純正形状で、LED照明を自作したり、G’sのリヤバンパーやタナベのマフラーに交換したりと、オリジナルのカスタムを楽しんでいる。田村さんはこれまでカムリ、86、パッソを乗り継いできたが、いずれのクルマにもレイズホイールを装着している熱心なファンだ。
オーナー:TERUMAさん
車種:ホンダN-ONE RS
ボルクレーシングTE37 SONIC
ホイールサイズ:15×5.5J インセット45
タイヤサイズ:165/55R15
大のホンダファンで、シビックタイプRやステップワゴンを乗り継いできたTERUMAさん。ディーラーで試乗したN-ONEの、軽自動車とは思えない安定感の高い乗り味に惚れ込んで、ディーラーの試乗車が入れ替わるタイミングで購入した。
毎日通勤で高速を往復120km走るので、ばね下の軽量化を図る目的で純正のエンケイ製ホイールから鍛造1ピースのTE37ソニックに交換し、1台分で約10kg軽くなった。燃費はあまり変わらないが、コーナリング性能が激変。ランプレーンのきついコーナーでもタイヤがしっかり路面に接地し、安定性が格段に高まったという。車高調(HKSハイパーマックスS)との相性もよく、日々の通勤ドライブを楽しんでいる。
エアクリーナーはブリッツのカーボンパワー、マフラーはセンター出しデュアルテールのニュルスペックカスタムエディションに交換。3000回転から上での伸びが格段によくなった。N-ONEでのカーライフの様子はYouTube「TERUMA TV」で公開している。
オーナー:りょうさん
車種:スズキ ジムニーシエラ
ホイール:ボルクレーシングTE37 XT FOR J
ホイールサイズ:16×6.0J インセット-5
タイヤサイズ:225/75R16
関西からファンミーティングに参加するために、富士山のふもとのキャンプ場で前泊したりょうさんの愛車は、プロショップ(京都のハイブリッジファースト)でカスタムしたジムニーシエラ。3インチのリフトアップと225サイズのタイヤ(基準車は195/80R15)を履かせることで悪路走破性を高めている。インチアップしても重さを感じないのはジムニー/シエラ用に作られた「FOR J」の成せる業。オフロードコースデビューが今年の目標だ。
オーナー:がっき~さん
車種:スズキ カプチーノ
ホイール:ボルクレーシング370
ホイールサイズ:15×6.0J インセット20
タイヤサイズ:165/55R15
数あるレイズホイール装着車のなかでもひときわ目を引いたのが、懐かしのエアロカバーを装着する「VR370」を履かせたサテライトシルバーメタリックのカプチーノ。1982年に発売されたVR370は軽量・高強度に加えて「ブレーキディスクローター温度の抑制」を開発コンセプトに掲げ、ローター温度上限の370度Cをホイール名に冠した。
基本デザインは15本フィンで、スポークを覆うエアロカバーが付属する。オーナーのがっき~さんは斬新なデザインに衝撃を受けてネットオークションを張っていたところ、超極上のVR370が出品されているのを発見。ライバルも見逃さず入札が40~50件になり、競り合って落札した。愛車は1992年式で、エリートSPLのフロントバンパースポイラーとリヤスポイラーを装着。足まわりはブリッツの車高調で、リヤダンパーのブラケットをカットし、アッパーアームを短縮してホイールを収めた。
●開会式に登壇したレイズの三根茂留社長
●MCを務めた沢すみれさん
●富士スピードウェイの300Rをバックに記念撮影
●参加者にはルームミラーに吊り下げる記念品のパーミットが配られた
●会場のP7駐車場をさまざまな車種のレイズホイール装着車が埋め尽くした
●レイズホイールを履くスーパーGTマシンが並ぶ
●ボルクメッシュ、スーパーボルク、グループC、ルマンウイナーのマツダ787Bが履いていたMS01コンペティションなど、往年のファンには懐かしいモデルも展示された
●輸入車、国産旧車、プレミアムカー、現行スポーツモデルなど、ショップ自慢のデモカーの足元をレイズホイールが飾る
<文=湯目由明 写真=澤田和久>
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ADVANのステッカー貼ってる車、タイヤはトーヨーでした。最初はヨコハマだったけど交換してトーヨーになったか知らずに貼ったか?