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新世代のMINI COOPERはガソリンターボもEVもラインアップ

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新世代のMINI COOPERはガソリンターボもEVもラインアップ

新世代MINIがフルモデルチェンジを行ない、都内でプチ試乗してきた。

まずモデル名の変更があり、ラインアップも合わせて整理すると、これまでMINI COOPERはグレード名だったが、車名となってMINI COOPERが誕生。そのほかにMINI ACEMANとMINI COUNTRYMANの3モデルに整理できる。

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MINI COUNTRYMANはこちらの記事を参考にして欲しい。そして今回試乗したのはMINI COOPERはガソリンエンジン搭載の2モデルとEVの3モデル。

関連記事:新型MINI COUNTRYMAN S ALL4はCセグのクロスオーバーでMINI味が薄まりBMW味が濃くなっていた【試乗記】

ガソリンエンジン搭載モデルには1.5L 3気筒ターボの「C」と2.0L 4気筒ターボの「S」がある。Cグレードの3気筒エンジンは、最高出力156ps(115kW)/5000rpm、最大トルク230Nm/1500-4600rpmを発生し、7速DCTトランスミッションを搭載。Sグレードの4気筒エンジンは最高出力204ps(150kW)/5000rpm、最大トルク300Nm/1450-4500rpmを発生し、同じく7速DCTを組み合せている。

ガソリンのミニクーパーEVのミニクーパーじつは、このICE搭載MINIのプラットフォームはキャリーオーバーだが、フルモデルチェンジでF56型からF66型へと変更されている。だから、デザインも大幅に変更され、インテリアも全く異なり「新世代MINI」のデザインで統一されている。ボディサイズは全長3875mm×全幅1745mm、全高1455mm、ホイールベース2495mmという大きさだ。

先代のMINIと比較して全体に穏やかな方向へシフトしているのが次世代MINIではないだろうか。もちろん、ゴーカートフィールと言われる、スパッと身を翻すハンドリングは存在しているが、常に切れ味鋭い設定にはせず、ドライブモードで変化するようになっている。

やはりBMWが開発しているだけに、ハンドリングにはBMWなりのこだわりは強いわけで、リニアな操舵フィールをベースにしていると感じる。

そのフィールはEVでも同様で、MINI COOPERのBEVモデルのEは、UKL1のプラットフォームを採用している。じつはMINI COOPERのICEモデルより少しボディサイズが異なっていて、全長3860mm、全幅1755mm、全高1460mm、ホイールベース2525mmとなっており、全長は少し短く、全幅とホイールベースは長いという違いがある。

このMINI COOPER Eのパワートレインは、最高出力184ps(135kW)、最大トルク290Nmを発生する電気モーターを前輪に搭載。0-100km/h加速は7.3秒。ボディ床下に収納されているリチウムイオン電池のバッテリー容量は126Ah/40.7kWhで、一充電での走行可能距離は305km(ヨーロッパWLTPモード)となっている。

このEVモデルもハンドリングのゴーカートフィールはドライブモードで再現し、日常はBMWのハンドリングのようにスポーティでリニアな操舵フィールだ。

そして、この新世代MINIの特徴のひとつにデザインがある。とくにインテリアデザインは印象的で、中央に大きな円盤型モニターが鎮座。先代のMINIもセンターディスプレイの形状は円形だったが、表示される部分は通常の四角いモニター表示だった。今回は円盤の全てをモニター化したことで、より楽しさとユニークさが強調されているように感じた。

このあと、MINI COOPERにはJCWやカブリオレも加わるので、3ドア、5ドアと合わせて4タイプのMINI COOPERになる。そして既報しているが、カントリーマンはMINI COOPERよりひとつサイズが上でUKL2のプラットフォームを採用しボディもサイズアップしている。UKL2はBMWのX1やX2と共通のプラットフォームでEVにもICEにも対応するものだ。そしてMINI ACEMANはそのちょうど中間を埋めるサイズのクロスオーバーという位置付けになっている。

このようにMINI一族は電動モデルとICEモデルが混在しており、EVブランドへ完全移行するのはさらに次世代のMINIになりそうだ。

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BMW MINI関連記事
MINI 公式サイト

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