こんなのアリ!? 脅威のカスタマイズカー編【ムーンアイズ ストリート カー ナショナルズ】

カーライフ [2023.05.14 UP]


こんなのアリ!? 脅威のカスタマイズカー編【ムーンアイズ ストリート カー ナショナルズ】
文と写真●ユニット・コンパス

　東京お台場に1000台を超えるカスタマイズカーが集結する「第35回ムーンアイズ ストリート カー ナショナルズ」が開催された。主催はムーンアイズで、国内最大級のカーショー＆スワップミート（フリーマーケット）になるという。

　とにかくその規模が凄い！　そして展示されているクルマたちが、普段みることのできない個性派ばかり！　ここでは、会場でも多くの来場者の目を集めていた驚きのカスタマイズカーを紹介します！


思わず目を見張る油圧式空飛ぶトラックベッド

マツダ B2200
　ピックアップトラックの荷台が浮いている!?　このクルマは、マツダのB2200というピックアップトラックをベースに、荷台部分を切り離し、油圧で動くリンクシステムで上下に可動させる仕組みを組み込んだもの。魅せることを考えたメカ部分が美しい。


マツダ B2200

まるで芸術作品！ 塗装で表現された彫刻のようなボディ

キャデラック エルドラド
　曇り空の下で鈍く輝いていたエルドラド。人だかりの理由は近づいてみたらよくわかります。なんと、ボディパネル全体がまるで彫金が施されているようなのです。しかもこれ、ステッカーではなく、塗装で表現しているというから驚きます。ライターのような小物に彫刻を施すカスタムは知られていますが、クルマ全体となると、どれくらいの手間がかかったのでしょうか……。


キャデラック エルドラド

計算され尽くした「汚さ」で、新しめのクルマに味を出す

フォルクスワーゲン ザ・ビートル
　クルマの塗装といえば、ツヤツヤ・ピカピカが最高だと思われていますが、そんな常識を逆手にとるのがカスタマイズの面白さ。こちらのザ・ビートルは、新し目のクルマなのに、あえて古びやボロさを演出。それでも、全体にしっかりとカスタマイズが施されているので、汚さではなく、イイ味が出ているのが流石です。小物の使い方もユニークで、ギャラリーもその工夫に関心していました。


フォルクスワーゲン ザ・ビートル

1930年代の超絶レア車のドラッグレース仕様

アメリカンオースチン バンタム
　イギリスの自動車メーカーオースチンのアメリカ子会社が1930年代に製造したバンタムをベースにしたドラッグレーサー。非常に希少なモデルで、オーナーによれば「日本で登録されているのはこの個体だけではないか」とのこと。そんな超レア車であることに加えて、エンジンは過給機付きV8を搭載、車体後部には、ウイリー防止のバーや減速用パラシュートまで用意される。まさにモンスターマシンだ。


アメリカンオースチン バンタム

アメリカンカスタムの職人ワザを間近で体験！
　アメリカンカスタムに欠かせない技法「ピンストライプ」は、アーティストがフリーハンドで模様や絵を描く技法。会場には数多くのアーティストがブースを構え、そのテクニックを披露していた。こちらは『DRAWERS』の徳森さんが実演してくださっている模様。写真のパネルも徳森さんによる作品。

【あわせて読みたい】

https://www.goo-net.com/magazine/knowhow/carlife/193564/https://www.goo-net.com/magazine/knowhow/carlife/193535/

Comments

結構昔からあるんだけどねぇ…
なんならベッドがクルクル回るのも有ったよ…

アリに決まってんだろ。
アホか！