RBはF1第2戦サウジアラビアGPで、アンセーフリリースのペナルティを受けた角田裕毅が15位、ダニエル・リカルドが16位と開幕戦に続いてポイントを獲得することができなかった。
リカルド曰く、RBの2024年マシンVCARB 01にはいくつかの“欠陥”があるとして「全てが100%機能している訳ではない」という。
■角田裕毅の実力まだまだこんなもんじゃない!? RBチーム代表「成長を続ければエキサイティングなレベルになるはず」
リカルドのサウジアラビアGP決勝を振り返ると、セーフティカー出動時にダブルピットストップを敢行した際にクルーがリヤタイヤで手間取り41秒を要し、ターン1ではスピンを喫した。レースペースの面でも苦しみ、ウイリアムズのローガン・サージェントを捉えるのに苦戦した。
リカルドはVCARB 01の設計においてチーム側が“欠陥”を発見したと語った。
「正直なところ、週末を通していくつか発見があったよ……」とリカルドは言う。
「常に苦しい戦いを強いられたと思う。全てが100%機能している訳ではない。正直、マシンにいくつか欠陥を発見したんだ」
「レース自体は、セーフティカーが入り、みんなピットインして僕らはピットストップで手間取った。それから(後続の)集団に加わった。最後は、念の為言っておくけど、僕もミスを犯してターン1でスピンしてしまった」
リカルドは問題の本質を詳しくは語らなかったものの、RBがレースウィークを重ねる中でライバルチームのように力強く改善することができなかったことから、チームの“効率”の悪さを指摘。チームメイトの角田はマシンのグリップ不足を指摘した。
「正直なところ、マシンにはいくつかの問題がある。効率とか全てのことで、いくつかのことが上手くいかなかった……」
「それが溜まっている一方で、他のマシンがどんどん良くなっていくのは、ちょっとした表れだ。それがマシンの限界だと感じるんだ」
「その後、いくつか発見もあったけど、パルクフェルメがある(大幅なセットアップ変更ができない)。正直なところ、パルクフェルメがなかったとしても、おそらく24時間で修正できることじゃないけどね」
「だから、いくつかのパーツが(ファクトリーに)戻され、メルボルンではフレッシュなマシンになると思う」
なおメルボルンのアルバート・パーク・サーキットで開催される第3戦オーストラリアGPはリカルドにとってのホームレースとなる。
「悪かったことが分かっているから、僕は楽観的でいられるんだ」とリカルドは続ける。
「良いマシンで全てを解決できれば、もっと良いレースができるはずだ」
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みんなのコメント
ハースにDRS使っても抜けないんじゃどうしようもない。
今シーズンは常にハースやウイリアムズと絡むはず。
レースペースが良いとか、最高速とか、タイヤの持ちが良いとかの明るい材料が全く無い。
その上、チームの戦略担当者が阿呆ときているから最悪だよ。
そんな中、角田は凄く頑張ってるよ。