東京の公道がサーキットに変身!
3月29日、30日の両日、東京・有明の東京ビッグサイト周辺の道路を封鎖して開催された、ABB FIAフォーミュラE世界選手権「東京E-Prix」。日本で初開催される電動フォーミュラカーの世界選手権であること、さらに東京の公道を利用してレースを行うことなど初モノづくしで大きな注目を集めた。フリー走行、予選、決勝と2日間を通して行われたレースの模様をレポートしたい。
初日の午前は、激しい風と雨が降り続く厳しいコンディション。見学を許され日本から唯一参戦している日産チームのピット内では、オリバー・ローランド選手がドライブする22号車と、サッシャ・フェネストラズ選手がドライブする23号車が整備中だった。フロントウイングには今回の大会に合わせて「WE LOVE 東京」の文字が入れられている。公道レースらしく路面はかなりバンピーなポイントがあるとのことで、サスペンションの動きを入念にチェックしている様子が見てとれた。担当者からは、日産がフォーミュラEに参戦する意義は、市販EVのパイオニアらしい専門性を発信すること、EVのエキサイティング力を表現すること、日産のイノベーションの場としてレースがあること、以上の3つであると説明があった。
この他、多数のマニュアルボタンとダイヤル、パドルを組み合わせて使用するGEN2時代のステアリングや、ハンコック製のレーシングタイヤも間近で見ることができた。
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決勝直前に岸田首相がサプライズで登場!
翌日は朝から快晴の好コンディション。午前はレースに参加する22台を2グループに分け、タイムアタックの上位4台ずつが一対一で対戦する「デュエル予選」が行われ、日産チームのローランド選手が見事ポールポジションを獲得。地元での初優勝という期待を抱かせた。
午後の決勝直前には、小池百合子東京都知事だけでなく、サプライズとして岸田文雄首相も本コース上に登場。岸田首相は「東京で開催することが決定できたのは、CO2を排出せず音も静かなフォーミュラEだからこそです」とあいさつし、歓迎の意を表した。首相が乗る黒塗りのセンチュリーとレクサスがホームストレート上を通過する珍しい光景には、2万人が訪れたという観客席から驚きの声が上がっていた。
決勝レース、日産のローランド選手は惜しくも2位!
午後3時4分に決勝レースがスタートし、ポールポジションからダッシュした日産のローランド選手を先頭に、1周2.582kmのレースコースを次々に通過。マシンを目の前で見ることができる観客席の配置をはじめ、「キューン」というモーター音とコーナーを通過する際にタイヤが発生する摩擦音だけという今までにないレース空間は、未来感たっぷり。大音量のエンジンサウンドが炸裂するF1とはまた違う、新たなモータースポーツであるという魅力を感じることができた。
レースは20周目に接触事故の影響でセーフティカーが導入され、直後の28周目には、マセラティMSGレーシングのマキシミリアン・ギュンター選手が逆転。そのままチェッカーとなった。日産のローランド選手は2位となり、惜しくも地元での初優勝を果たすことできなかった。
フォーミュラEには、来シーズンからヤマハ発動機が、英国の名門ローラ社とタッグを組んで参戦することを表明しており、日本での人気がさらに高まりそうな勢いだ。
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