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【このクルマなんぼ?】伝説のヘミV8エンジン搭載のダッジ ラム販売中 その売値は妥当か?

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【このクルマなんぼ?】伝説のヘミV8エンジン搭載のダッジ ラム販売中 その売値は妥当か?

ダッジ ラム1500クルーキャブ5.7ヘミがeBayで販売中。このダッジラムはすべての履歴が揃っていて、非常によく整備されているようだ。5.7リッターのヘミV8エンジンは401馬力で、サービス記録もあるようだ。しかも、マッチョは無事故である。

アメリカ製のピックアップトラックは頼もしいオールラウンダーだ。平日は重いトレーラーを引っ張ったり、作業道具を運んだりして活躍する。週末には、窓を開けて、深呼吸して、夕日に向かって余韻に浸る。リラックスできる楽しい乗り物でもある。

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ドイツのピックアップ愛好家の心を捉えたと思われるのが、「ダッジ ラム」である。特に興味深いのは、この車が非常によく手入れされていることだ。

ヘミ(HEMI)エンジンはアメリカ車の象徴

クルマ馬鹿であれば、誰しも、轟くようなV8サウンドのマッスルカーに一度は憧れるものだ。より大きなパワーを求めて開発競争を行っていた1950年代に登場した、OHV式エンジンのヘミ(HEMI)エンジンは、クライスラーが開発、製造を行った半球型の燃焼室を持つV8ハイパフォーマンスエンジンだ。ヘミエンジンは機構上、高出力化が容易だったため、マッスルカー全盛期に巻き起こった自動車メーカー各社のパワー競争において優位性を発揮した。ドラッグレースやNASCARレースで活躍したことで、ヘミエンジンはアメ車の象徴であるV8ハイパワーエンジンというイメージを作り上げたと言っても過言ではないだろう。

広告でまず目を引くのは、その画像だ。黒を基調とした、ほとんど使用感のない美しいクルマが映し出されている。塗装は太陽の光に照らされ、ホイールは輝き、レザーインテリアはほとんど手付かずのように見える。

クルマに関する情報はまばらだ。説明文には、出品者が「ダッジラム1500クルーキャブ5.7ヘミ」とだけ記載しており、状態は完璧だという。また、無事故で、整備&サービスヒストリーも充実しているとのことだ。

ボンネットに搭載された5.7リッターV8は半球状の燃焼室を持ち、401馬力を発生する。LPG(液化石油ガス)で動くようだ。タコメーターは44,000kmを表示しているという。ダッジは全輪駆動とオートマチックトランスミッションを搭載している。装備の充実ぶりは嬉しい限りだ。すでに述べたレザーシートに加え、イモビライザー、ESP、サウンドシステムも搭載している。

価格は42,500ユーロ(約600万円)だ。市場との比較では、それは決して割安ではない。

ダッジ ラムについて知っておくべきこと

パワフルな米国製ピックアップに憧れていた人には、チャンスかもしれない。もちろん、試乗を含めた訪問で、ヤンキーが本当にトップクラスであることを証明する必要がある。そうすると、価格も妥当なのかもしれない。

LPGはまだハイオクよりかなり安く、1リットルあたり約半額だ。それはそれで面白いかもしれない。また、小型商用車はトラックとして登録されているにもかかわらず、乗用車として高額な課税を可能にしていた特例税制が廃止された。とはいえ、購入希望者はこの点を慎重に計算し、例えば保険料を検討する必要がある。

ダイナミックなドライビングは得意ではないが、ヤンキーは陸路の旅でその強みを発揮する。心地よい相棒として、ゆったりとした気持ちで転がっていく。

Text: Lars Hänsch-Petersen Photo: ebay.de/hseylyarb.0

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みんなのコメント

8件
  • アメリカやヨーロッパは、アフターパーツが充実しているのに、日本ではまったく育っていない。
  • こんなバカデカい車から俺が降りてきたら
    もはやコントでしかないなw
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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