個人売買車を不安なく乗る[ウィズハーレー]
乗りっぱなしだったスポーツスター。今後不安なく乗りたい
雑誌『WITH HARLEY』の広告営業担当のミヤシ(他にも『モトメカニック』誌の担当や他出版社の『BMW Motorrad Club Japan』誌の担当でもあります)。ひょんなことから友人から譲ってもらい突然ハーレーオーナーになりました。ハーレー乗りの先輩方、よろしくお願いします。
さて手に入れたのは2008年式のXL1200L。個人売買なので現状販売です。前オーナーは修理履歴をあまり覚えていませんでした。車検期日が近いので2年近く乗りっぱなしだった模様。
今後不安なく楽しいハーレーライフを送るにはしっかりとした整備が必要だと考え、購入店ではないのですが正規販売網のHDセントラル川口店に相談をしたところ快く引き受けてくださいました。お聞きしたらユーザーからはよくある相談事みたいです。
今回は12ヶ月点検をベースに車体のチェックと整備をお願いしました。車体は無転倒で、致命的な故障もなさそうです。ただしエアクリーナーは汚れと吹き返しのオイルでベトベト、点火プラグは外側がサビており、電極も減っているので再使用不可。店頭ストックがあったので即交換してもらいました。さすが正規店ですね。
タイヤは溝が残っているものの、古いので交換。これは訪問前から分かっていたので、電話で注文済み。一緒に交換してもらいました。
今後整備すべきパーツもアドバイスいただき、フロントホイールベアリングから少々オイル滲みっぽいものも。バッテリー電圧も大丈夫ではありましたが、前回の交換時期を考えると近々交換予定としました。交換は車検のタイミングかな? さらに純正とばかり思っていた車両でしたが、ハンドルやウインカーの移設などカスタムされているという嬉しい指摘ももらえました。
点検工賃やパーツ交換代がもちろんかかるのは言うまでもありませんが、車両の状態/素性がわかったことで、今後気持ちよくこのスポーツスターとハーレーライフを満喫できそうです。ありがとうございました!
―― 神店長とメカニックの永島さん。受付後、永島さんに車両の気になる点を伝えます。しかし筆者は手に入れて間もなく、ほとんど乗っていないので特にはありません。入念にチェックしたいとのことで、今回は実際に走っていただきました。 [写真タップで拡大]
点検のポイント
―― 保安部品の点検。ヘッドライトの光軸やウインカーやテールランプのバルブ切れ、点滅異常のチェックをします。
―― ボルト類のゆるみやガタがないかのチェック。特にハーレー特有の緩みやすい箇所を入念に点検します。
―― エアクリーナーはブローバイからの吹き返しのためオイルでぐっしょり。清掃ではなく交換。たまにしか乗らない車両に多い症状とのこと。
―― 点検にはエンジンオイル、ギアオイルを交換も含まれています。思いの外綺麗なオイルが排出されましたので、交換後ほとんど乗っていなかったようです。
―― スパークプラグはサビだらけ。電極も減っていたので交換となりました。屋外保管だったので雨水が溜まって錆びていたようです。
―― バッテリーのチェック。整備中に充電してもらいました。再装着後、エンジンをかけアイドリング時の電圧などをチェック。OKではありますが、これもそろそろ交換対象。
タイヤはメッツラーの新品に交換→試走してチェック
―― もともと装着してあったタイヤサイドには「3716」という記載。”2016年の37週目の生産”という意味。溝は残っていたものの5年落ちのタイヤは嫌なので交換しました。
―― 今回選んだのはメッツラーのオレンジウォールタイヤ。Web上で発見しひと目惚れ。カスタム感がかなり出るのと、雰囲気がガラリと変わるのでおすすめです。
―― 新品タイヤ装着後のバランス取りは重要です。最新の交換設備を備えているので効率よく作業が進みます。
―― ステムやホイールの歪みやガタ付きがないかを点検。フロントホイールベアリングにグリスの滲みが若干あり。今後の交換すべき部品とのこと。
―― 組み付け時に異常はないか、タイヤ事態に不具合はないかを、チェックしてくれます。これはハーレーディーラー以外ではなかなか見られないサービスです。
―― 【今回交換したタイヤ=METZELER ME 888 MARATHON ULTRA ORANGEWALL】ウルトラクラスの長寿命。さらにツーリングでは避けられない突然の雨の中での走行でも不安なく走ることができる高いウエット性能を持つクルーザー用タイヤ。●タイヤサイズ:F=100/90-19 M/C 57H TL ORANGE WALL-OW R=150/80B 16 M/C 77H TL REINF ORANGE WALL-OW ●価格:オープン ※メッツラー/ピレリタイヤが気になる方はファンサイト(メッツラー/ピレリ)をチェックしてみよう!
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
新型「GT-R“R36”」まもなく公開へ!? 1000馬力の“4.1リッターV6”搭載!レトロな「旧型風デザイン」もカッコイイ「和製スーパーカー」の正体は?
信号が青になっても動かないクルマに「プッ!」何か問題が? 法的にはどうなのか 「私は待つ」
伊藤かずえの愛車、“30年以上”乗り続ける「シーマ」だけじゃなかった!? まさかの「もう1台の愛車」登場! 6か月点検の様子を報告
ついに登場! ホンダ期待の[新型フリード]!!! 元ホンダ社員が分析する今度は[クロスター]が本命なのか?
ホンダ新型「“小型”ミニバン」初公開! 全面刷新で「車中泊」モデル“新”設定! ちゃんと「寝られる」3代目「フリード」の「真っ平らベッド」仕様とは
みんなのコメント
パーツも驚くほど高い!
端子が弱い。
メンテナンスに特殊工具が、多すぎ
ディーラーや、メーカーが儲かるように作ってあるので
出来るだけメイドインジャパンに、私は変えた。
アメリカでも自分で、カスタム整備する人が多いのがわかる。