現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > さすがに日本の道ではデカすぎ! 最新ビッグサイズSUV3選

ここから本文です

さすがに日本の道ではデカすぎ! 最新ビッグサイズSUV3選

掲載 更新 2
さすがに日本の道ではデカすぎ! 最新ビッグサイズSUV3選

■海外ならではの国産ビッグサイズSUVを紹介

 近年、世界的に人気が高い車種といえばSUVです。国内外の各メーカーから次々と新型SUVが登場し、ラインナップは拡大しています。

トヨタ「ランクル70」復活? ファン待望のディーゼル仕様で2020年に登場か

 なかでも日本の市場では比較的コンパクトなクロスオーバータイプが売れていますが、一方海外では、道路環境や住環境の違いから大型なモデルが人気となっている国もあり、国産メーカーも海外専用に大型SUVを展開。

 そこで、最新のビッグサイズSUVを3車種ピックアップして紹介します。

●マツダ「CX-9」

 マツダは海外専用車が少ないメーカーですが、北米やオーストラリアなどで大型SUVの「CX-9」を販売しています。

 初代CX-9は2007年に北米で発売された3列シートのSUVで、3.5リッターV型6気筒エンジンを搭載。2012年のビッグマイナーチェンジで、「魂動デザイン」の要素を取り入れたフロントフェイスに一新。

 その後、CX-9は北米だけでなく74か国で販売され、グローバルの累計販売台数は21万台を記録するヒット作となりました。

 2016年には2代目が登場し、エンジンは「マツダ6」にも搭載された新開発の2.5リッター直列4気筒ターボにダウンサイジングされました。

 また、現在のCXシリーズに共通するデザインを採用しています。

 ボディサイズは全長5064mm×全幅1968mm×全高1752mmと、国内のフラッグシップモデルである「CX-8」よりもひとまわり大きく、風格ある堂々としたサイズです。

 先進安全技術「i-ACTIVSENSE」や新世代の4WDシステム「i-ACTIV AWD」も搭載されており、海外でのフラッグシップにふさわしく、装備も充実しています。

●ホンダ「パイロット」

 ホンダの大型SUVというと、かつて2006年まで日本で販売していた「MDX」がありましたが、現在も北米ではアキュラMDXとして販売されています。

 ホンダブランドの大型SUVというと「パイロット」があり、初代は2002年に発売され、現行モデルは2015年に発売された3代目です。

 デザインはMDXが洗練されたクロスオーバータイプなのに対し、パイロットは都会的なクロスカントリー4WDをイメージさせます。

 ボディサイズは全長4991mm×全幅1996mm×全高1793mmと、「CR-V」よりも大柄ですが、北米ではミッドサイズのSUVというポジションです。

 搭載されるエンジンは3.5リッターV型6気筒で、最高出力は280馬力(米規格)を発揮。トランスミッションは6速ATと9速ATが、グレードによって選べます。

 駆動方式はFFの2WDと4WDがあり、4WDシステムは路面状況によって駆動力が変えられるマルチモード式です。

 また、先進安全装備の「ホンダセンシング」を全車に標準装備し、最廉価グレード以外はApple CarPlay/Android Autoに対応したディスプレイオーディオや、ブラインドスポットモニターを装備するなど、充実した内容となっています。

■ランクルが小さく見えるほどデカイ!

●トヨタ「セコイア」

 トヨタ「セコイア」は北米で販売するフルサイズSUVです。初代が2000年に発売され、現行モデルは2007年に発売された2代目となります。

 セコイアはフルサイズピックアップトラックの「タンドラ」のラダーフレームをベースに、ステーションワゴンタイプのボディを架装した3列シートの7人もしくは8人乗りSUVです。

 ボディサイズは全長5210mm×全幅2029mm×全高1956mmと、トヨタ製SUVのなかでも最大です。

 国内のフラッグシップSUVである「ランドクルーザー」のボディサイズは全長4950mm×全幅1980mm×全高1870mmですから、セコイアの大きさが際立っているのがわかります。

 エンジンはレクサス「LX570」にも搭載される5.7リッターV型8気筒で、最高出力は381馬力(米規格)を誇り、組み合わされるトランスミッションは6速ATのみです。

 駆動方式はFRの2WDとフルタイム4WDが選べ、4WDではセンターデフにロック機構を搭載し、本格的な悪路走破性を発揮しながら、足まわりには4輪ダブルウイッシュボーンを採用することで、優れた乗り心地を実現。

 また、最新の2020年モデルではLEDヘッドライトや、Apple CarPlay/Android Autoに対応したディスプレイオーディオ、最新の先進安全装備「トヨタセーフティセンス」が装備されました。

 なお、セコイアという車名は、アメリカに自生している世界一の高さに成長する巨木の名前に由来し、なかには樹高100mに達するものもあります。

※ ※ ※

 今回、紹介したような大型SUVは、日本の道路環境では走る道を選ぶ必要があり、駐車場でも苦労しそうです。

 しかし、実際に運転してみると、視線が高く見切りが良いので、意外と運転しやすい印象があります。

 さすがに都市部では気を使いますが、郊外や高速道路をのんびり走るような使い方ならば、大型SUVは魅力的な1台ではないでしょうか。

こんな記事も読まれています

小さいことに価値があるGLAのベストバイがコレ!【メルセデス・ベンツ GLA】
小さいことに価値があるGLAのベストバイがコレ!【メルセデス・ベンツ GLA】
グーネット
昭和世代じゃなきゃ理解不可能!? マツダがこだわる[ロータリーエンジン]って何がそんなにスゴい?
昭和世代じゃなきゃ理解不可能!? マツダがこだわる[ロータリーエンジン]って何がそんなにスゴい?
ベストカーWeb
新型[コスモスポーツ]復活!! 特許庁に出願されたから市販化秒読み!? しかもリトラクタブルも続行
新型[コスモスポーツ]復活!! 特許庁に出願されたから市販化秒読み!? しかもリトラクタブルも続行
ベストカーWeb
彼女のマツダ「RX-7」は175台限定の「タイプRZ」でした! ドレスデザイナーがFD3Sを選んだ理由と愛車に巡り合ったストーリーとは
彼女のマツダ「RX-7」は175台限定の「タイプRZ」でした! ドレスデザイナーがFD3Sを選んだ理由と愛車に巡り合ったストーリーとは
Auto Messe Web
鉄人リードのル・マン連続出場途切れる。ドライバー変更のプロトン、マスタング3台目のカラーリングを公開
鉄人リードのル・マン連続出場途切れる。ドライバー変更のプロトン、マスタング3台目のカラーリングを公開
AUTOSPORT web
中国GP以降伸び悩むセルジオ・ペレス。契約更新の保留が大きなプレッシャーに
中国GP以降伸び悩むセルジオ・ペレス。契約更新の保留が大きなプレッシャーに
AUTOSPORT web
ハイブリッドでクラシックな「アメリカン」 ジープ・グランドチェロキー 4xeへ試乗 悪路性能は圧巻
ハイブリッドでクラシックな「アメリカン」 ジープ・グランドチェロキー 4xeへ試乗 悪路性能は圧巻
AUTOCAR JAPAN
人はなぜ「◯◯界のロールス・ロイス」を目指すのか? 最高であり文化の香り漂うのは「ベル・エポック」という豊かな時代に誕生したから!?
人はなぜ「◯◯界のロールス・ロイス」を目指すのか? 最高であり文化の香り漂うのは「ベル・エポック」という豊かな時代に誕生したから!?
Auto Messe Web
フォード・マスタング躍進。チャズ・モスタート&キャメロン・ウォーターズが今季初勝利/RSC第4戦
フォード・マスタング躍進。チャズ・モスタート&キャメロン・ウォーターズが今季初勝利/RSC第4戦
AUTOSPORT web
2024スーパーGT第3戦鈴鹿のGT300クラス公式予選Q1組分けが発表
2024スーパーGT第3戦鈴鹿のGT300クラス公式予選Q1組分けが発表
AUTOSPORT web
ふたつの心臓を持つ猛牛!ウルスにプラグインHVが登場【ランボルギーニ ウルスSE】
ふたつの心臓を持つ猛牛!ウルスにプラグインHVが登場【ランボルギーニ ウルスSE】
グーネット
5速MTのみ! オープントップの新型「スポーツモデル」発表! レトロデザインに「タテ型マフラー」採用した「小さな高級車」に反響あり
5速MTのみ! オープントップの新型「スポーツモデル」発表! レトロデザインに「タテ型マフラー」採用した「小さな高級車」に反響あり
くるまのニュース
フォード・マスタング 史上初「4ドア仕様」導入か 派生モデル展開を示唆、しかしEV化は否定
フォード・マスタング 史上初「4ドア仕様」導入か 派生モデル展開を示唆、しかしEV化は否定
AUTOCAR JAPAN
アンドレッティ、元FIAチーフテクニカルオフィサーのパット・シモンズを獲得。2026年に向け技術規則の知識が活きるか
アンドレッティ、元FIAチーフテクニカルオフィサーのパット・シモンズを獲得。2026年に向け技術規則の知識が活きるか
AUTOSPORT web
ブガッティの正規アイテムがネットで購入できる! アパレルからビリヤード台まで…実車は果たして購入可能!?
ブガッティの正規アイテムがネットで購入できる! アパレルからビリヤード台まで…実車は果たして購入可能!?
Auto Messe Web
ホンダ新世代燃料電池車「CR-V e:FCEV」間もなくデビュー!
ホンダ新世代燃料電池車「CR-V e:FCEV」間もなくデビュー!
グーネット
【検証】練馬区2歳女児死亡事故はなぜ起きた? ミニバンの窓スイッチ誤操作から子どもの命を守る、チャイルドシートの使用法
【検証】練馬区2歳女児死亡事故はなぜ起きた? ミニバンの窓スイッチ誤操作から子どもの命を守る、チャイルドシートの使用法
AUTOCAR JAPAN
新生『ディスカバリー』にも2025年モデル導入。装備見直しと350PSに向上のディーゼルMHEVへ統一
新生『ディスカバリー』にも2025年モデル導入。装備見直しと350PSに向上のディーゼルMHEVへ統一
AUTOSPORT web

みんなのコメント

2件
  • >海外ならではの国産ビッグサイズSUVを紹介

    3車種とも現地生産です
  • 国産なのか?トヨタはアメリカ産かメキシコ産じゃない?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村